Tuesday, January 11, 2011

アメリカ人の握手

最近インターンの関係で新しく人に出会うことが多いんだけど、アメリカでの自己紹介で欠かせないのが握手。

日本では「初めまして」の挨拶で握手をすることが少ないから、6年前に初めてアメリカに来たときから小さなカルチャーショックは受けていたんだけど、最近特に握手に関して感じることがあります。

自分に自信のある人(またはそういうオーラを出している人)の握手は、握る力が半端ない。特に一般に「成功した」と言われる方々の握手には非常に力が入っています。

今日も有名な会社の社長さんにお会いしたんだけど、握力測定かと疑いたくなるほどの強さで握られてびっくりしました。放したとき手がほのかに赤かったくらい。

といっても長時間ニギニギされるわけではなくて、「初めまして」といいながら行う握手はたった一瞬。

あとでボスに「あの人の握手の力が強くてびっくりした」って伝えたら、「アメリカでは握手も自己主張のひとつなのよ~」と教えてくれました。

力が強いのは社会的な強さや自信を表すことになるんだって。私がなんとなく感じていた「自信オーラ」は間違ってなかったのね。

あと「仲良くしましょう」という好意的な意思表示にもなるらしい。だから触ったかどうかわからないくらいの握手をされたときは「あなたに興味はありません」ってことになるんだって。なるほどですね。

「強い握手は好印象」てのは数年前に誰かから聞いたので心がけるようにしていたけど、実際にこういう意味があったのは知らなかったな。日本人の握手は本当にアッサリしてるから、日米間のビジネスシーンの初対面ではさりげない勘違いが起きたりしてるのかもね。面白い。

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