Thursday, July 29, 2010

テストまでの準備時間とブログの更新率が反比例する件

どうしようもないprocrastinator(何でもギリギリまでやらない人)な私。いつからこんなダメ人間になったんでしょう。まあ今ひとつファイナル終えてきたからいいけどね。手ごたえもまあまあ良かったからいいけどね。っしゃあ!

徹夜明けなのでテンション高めです。まだまだ若いぜ。

それはともあれ、最近就職関係の話にがっついてる私に先ほど朗報が入ってきて興奮しています。(IR/PS関連の就職に興味のない方にはつまらない話だと思います)

私がベビーシッターとして働いている家のお母さん、クリスが先日ホームパーティーを開いたんだけど、そこに来ていたクリスの友達と他愛ない自己紹介をしていたら(専攻は政治学です、的な)何と彼女がまさに私の興味がある分野のエキスパートだということが判明。

過去にいろいろ転職を重ねたようですが、現在はある開発援助系NPOのコンサルティングを担当しているとのこと。

5年程前にはアフリカでHIVの広がりを食い止めるプログラムに資金運営の分野で携わっていたらしいんだけど、実際は現地の人のwork ethics(労働倫理、意欲)の根本的な教育からはては施設の建設までゼロから始めなきゃいけなくて、実際にプログラムを運営し始めるまでには1年ほどかかったんだって。

こういう話を聞くと鼻血が出そうなくらい興奮するんですよね、私。まあ何が朗報かというと、クリスが掛け合ってくれて今度インターンの面接をしてくれることになったんです。何としてでも受からねば。



私もインドのある村で偶然出会った村人の学校づくりを手伝ったときに思ったけど、個々人に役割を与えて、それぞれがうまく機能するにはシステムを浸透させなければならなく、システムを作るには同じレベルでのwork ethicsやcommitment(契約に基づいた傾倒)が必要で、それ以前に人材が必要で、と一言で「学校作って子供達に教育を」と言ってもやることが何百とある。

労働者がボランティアである限りは長期的なcommitmentは望めないしね。

高校のときから「貧困に影響されない初等教育(最低限の読み書き)を普及させたい」っていう夢は持っていたけど、インドに行ってそれは漠然としすぎてることにはじめて気がついた。

貧困の地の人が必要としてるのはボランティア労働よりなにより資金なんだけど、それだって丸投げでその後の用途もわからないような援助では、仲介者が着服していることだって多々ある。

でもその村で会ったアヌープという青年は、俺は将来村と支援者の仲介になって、1ルピーの果てまで用途がはっきりするような援助のシステムを作るって言ってて、こういう人となら組んで仕事したいって思ったりもしたな。

今でも連絡とってるんだけど、彼は自分の大学進学を犠牲にして友達と小学校を建てて、今ではアジアを飛び回ってる行動力の塊みたいな男です。ちなみに日本語も英語も観光客から習ってぺらぺらで、顔見なかったら日本人かと思うくらいのレベルなの。感動。


ああーもうこういう話をしたら止まらなくなってしまうのでこの辺にしますが、とりあえず今は、じゃあ私にできることって何?っていうところでとまっています。(レベル低いなー)

日本での就職を考えているのは、組織の一部として働くっていう経験をつむことと、資金の確保。仕事内容が興味のある分野であるに越したことはありませんが、違うならそれもありかな。一生同じところでは働かないし。


とりあえずは明日のファイナルをやっつけて、話はそれからですね。いやーこの徹夜明けのランナーズハイみたいな感覚、久々だわ。

2 comments:

  1. まりっぺお久しぶり、静香です^^何気にまりっぺのブログちゃんと見てます笑

    あたしも会社勤務とか向いてないんじゃないかと最近就活すればするほど思ってきてね。しかもあたしの唯一のアドバンテージとでもいうべきイタリア語を生かさないのはなんだかなーと。というわけで最近はまた海外に出ようと目論見始めたところ。あたしは日本語教育の分野で研究進めてるから、勉強しつつお金もある程度稼げる方法を探してるよ。

    はたから見たらあたしはかなり王道から外れた人生になりそうだけど、まぁいいよね別に笑

    まりっぺとあたしは目指すものこそ違うけど、すごくブログ参考になるよ!また書いてねー^^

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  2. しず~!お返事遅くなってごめんね。

    そうだね、自分のアドバンテージ(またはパッション)を有利に生かせる現場で働きたいというのにはとても共感する。

    国が変われば”普通の生き方”の基準も変わるし、日本の規格にとらわれずに生きるのは全然悪いことではないと思う。老後のケアとか不便な面はあるかもしれないけど。

    次はどこ行くんだい?アメリカだったら大学院に通いつつ学部生に日本語教えて収入を得ながら、ってのもあるみたいだけど。しずはもっとユニークな場所を選びそうだけどね(笑)

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