Thursday, May 26, 2011

ベビーシッターの1年

この家に引っ越してきて1年と少し。

白人の家族と住むのは初めてじゃないんだけど、やっぱり文化的な部分でストレスが溜まることは少なくありませんでした。

特に大好きな料理が自由に出来ないのは本当に辛くて、早く引っ越したいなあと思うような日々が続いたり。(味噌や納豆や煮物の匂いが無理らしい)

でも知らないうちにアンディーはおむつを卒業し、アビーはアルファベットを読めるようになり、私はあと40時間働けばベビーシッターの仕事が終わるんだなと思うと少し感慨深いです。

4歳になったばかりのアンディーがつい先週補助輪なしで自転車に乗れるようになって、不覚にも涙してしまった私。

自分が自転車に乗れたのは7歳だったからとかそういう理由ではなくて、子供の成長ってこんなに誇らしいものなんだなあと当事者の立場で感じることができたわけです。

私は別に子供が好きなわけじゃないので保育士には絶対なれないと思うけど、仕事のやりがいってこういう小さなところに潜んでるのかもね。

得意げな彼。近所の男の子の中でもとび抜けて運動神経のいいアンディー。一長一短とは言ったものです。なんて。


最近は適当にしか遊びの相手もしてなかったんだけど、終わりが近いことを感じてサービス過剰気味に遊んでます。


「お話作って~」ってよく言われるんだけど、これが一番面倒なのよね。

話の流れを作るのって頭使うし、ちょっと盛り上がって発音間違うと「何その言葉」とつっこまれて人知れず傷つくし、だから「ヤダ」って断ることが多いんだけど、最近は前のように色々なお話を作ってあげてます。

これはポテトファミリーの冒険の一部。


そして定番、おままごと。さすがアメリカのおもちゃだけあって、オニギリはなく、ハンバーガーやカラフルなドーナツ、ハッシュドポテトなどがあります。


子供って本当に正直で、「このフレンチトーストまずい」とか平気で失礼なこと言ってくるんだけど、その分愛情も豊かで「だーいすき。今日も一緒に遊んでくれてありがとう!」とか言われるとトロけそうになっちゃう。

自由な生活が待ち遠しいのと同時に、ここを離れるのが少し寂しくて、つくづくいい1年だったなと思いにふけっているところです。

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