Thursday, December 10, 2015

フードバンクでボランティア

日が暮れるのが早くなり、会社から帰る時間には家々のクリスマスライトがキラキラと年末気分を盛り上げてくれて、1時間の運転もそこまで気にならない最近。

アメリカではクリスマスは家族と過ごす時間で、この時期はみんな実家に帰る予定を立てたり、クリスマスパーティーを企画したりで皆さん浮き足立ってます。

ただ、どんな時でも状況は様々であれ、美味しいご飯やクリスマスプレゼントなんてのは夢の話で、今日を生きるのに精一杯な人たちはいるもので。

なのでこういったホリデーシーズンは特に、シェルター(ホームレスの人やドメスティックバイオレンスの被害者、極端に収入の少ないシングルマザーの家庭などに一時的な衣食住を提供する場所)などでのボランティア活動が盛んになります。

アメリカでいいなと思うのは、比較的不自由なく暮らしている人たちが、コミュニティに対するgive back(お返し)の精神に溢れているところ。

自分が今満たされているのは誰かのおかげ。自分も恩返しして、次に繋げよう、的なね。

ボランティアの機会はそれこそ社会問題の数だけあるんですが、今回私が参加したのはFood BankでのFood Sortingというもの。

フードソーティングというのは、協賛している食べ物の提供者から(スーパーマーケットとか、農家とか色々)大量に寄付された食べ物をシェルターなどの食事を提供する団体に向けて仕分けるという活動。

私が行った日はりんごとニンジンの日でした。

どどん。

私はニンジン係。こういうどデカイ段ボールに入っている食べ物を、小さい段ボールに同じ重さになるようにひたすら仕分けていきます。

なんというmindless作業。私工場勤務には向かないかも、というちょっとした発見もあり。

これは友達のアイディアで、私達は10人グループで登録して行ったので、ワイワイ話しながらの2時間であっという間に過ぎましたが、1人で参加している常連さんも沢山いました。

あと飲酒運転とか軽い麻薬所持とかで逮捕された人達も、減刑の一部としてのボランティア活動を言い渡されたりするらしく、そういうので来てる人もいました。明らかに見た目が。。笑

ちなみに私の会社は結構本気でボランティア活動を推進していて、24時間ボランティアをすると有給が1日貰えるという制度まであったりします。

たった2時間だけど、いつもより有意義に時間を使えた気がしてよかったです。

また近々参加する予定。


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