私は今ある州議院議員の事務所でインターンをしてるんだけど、なかなか面白いです。
履歴書を作ったのも初めてだし、(アメリカは基本のフォーマットがない)そもそも有力な実績なんてないし、まさか受かると思ってなかったから結構嬉しい。
政治を専攻していながら新聞も本も英語では読む気がしないのでカリフォルニアの情勢なんてまったく知りもしなかったんだけど、他のインターンはみんなベースの知識が半端なくてかなり劣等感を感じます。
仕事内容は、
・議員に送られてくるメールの仕分け(重要なものだけ転送)
・電話対応
・新聞を読み地域の表彰されるべき人物や団体を見つける、表彰状の送付
・その他オフィスワーク
始めたばかりの頃は電話対応が一番の悩みのタネだったんだけど、慣れるものですね。
フォーマルな英語での対応の経験が全くなかったのもあって、相手の要求(大抵法案についての文句)の意味がわからないどころかかなり失礼な対応ばかりで笑われていた私ですが、いつのまにかどんどん入れ替わる新人を教える立場になりました。
始めたときの日記には「用件を聞く、電話を取り次ぐ、できない場合は伝言を受け取る。っていう単純な作業なんだけど、その人の団体名は無論、名前さえをも正確に聞き取るのってこんなに難しいんだなー。」って書いてある。
職場では英語が第1言語でないのは私一人で、かなり劣等感にさいなまれることもあったんだけど、何事も向き合う以外に上達の道はないんだね。
他は、議員さんて堅苦しい卓上の仕事ばっかりしているもんだと思ってたんだけど、地元の支持を得るためにいろいろやってるんだなという事実に驚いた。
家を一軒一軒たずねて、週1回開かれるお茶会ならぬコーヒー会への招待状を渡してまわるのもインターンの仕事なんだけど、そのコーヒー会では議員さんが市民を自宅に呼んで疑問や相談、要求に直接対応するの。「私の声が直接届く」ってことで地域ではかなり評判がいいみたい。
肝心の議員さんはその日以外は州都のサクラメントで仕事をしているので、サンディエゴの”自宅”に戻るのはたった1日だけなんだけど、でもそういう積み重ねが大切なんだろうね。
他にもいろいろコミュニティーの信頼を得るための活動をしていて、いやー議員て忙しそうだなと思うね。
ちなみに私は政府関係で働きたいわけではないんだけどね。
将来履歴書で良いアピールになるかなと思ったからチャレンジしてみました。
このインターンも残り60時間くらい。
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