Saturday, September 25, 2010

フル稼働

新学期が始まって、学校、ベビーシッター、インターンとフル稼働で動いてます。

もっと忙しい人はたくさんいると思うので忙しいなんて文句言えませんが、家に篭ってるのが好きないつもの私からは想像つかないようなアクティブな生活です。

先学期、外出しなさすぎて友達から"hermit mari"(俗世間と関わらずに自適な生活をする人)とか呼ばれてたいたのが遠い昔のことのよう。

ベビーシッターをスケジュールに組み込むために朝8時のクラスを取ることになっため、朝の渋滞を避けるために朝6時に起きなきゃいけない生活。実際夜10時半くらいには眠くなるので、遊びに誘われても睡眠欲が勝って断ってしまう。健康的すぎて不健康になりそう。。

来週からはフラットの活動も入るしなあ。でも今学期はLil Sisをピックアップする予定なのでかなり楽しみです。日本人の友達を作るためにJapanese Student Association(JSA)にも入ろうと思ってたんだけど、様子見たほうがいいかな。

こんなスケジュールの中で、自分は寂しがりの一人好きなんだということがわかった。誘われないと寂しくなって人知れずいじけるんだけど、誘われるとそれだけで満たされて実際に遊びには行かないのよね。毎日人と関わってると一人の時間が貴重に思えて。。最近は彼氏との電話まで早く切り上げてしまう。我ながら自分勝手な奴。

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そういえば昨日はあのリクルーターさんと電話でお話しました。面接というよりは私がボストンで善戦できるようにといろいろアドバイスをくれた感じ。忙しい中1時間も話していただいて非常にためになりました。

LAに行って勝手に学んだ気になっていたんだけど、実際の面接官の話を聞いてどこに力を入れて準備をしなきゃならないかが明確になりました。かなりズバズバと言って頂いたのでちょっと辛かったけど、これでいい準備ができると思うので感謝せねばね。

一番耳が痛かったのは自分が話すときの態度の問題。目上の人と話すときには英語が下手だと思われたくなくいので、必要以上に緊張してしまって非常に情けないしゃべり方になってしまう私。「僕だったら発音が上手な人より自信のある人を雇いたいよ」って言われて、もうその通りすぎて返す言葉がなかった。

あと学校の成績やインターンなどの経験ももちろん大切だけど、最終的な決め手になるのはその人がどれだけ情熱的にその会社でのポジションを欲しているからしい。それをアピールするにはまずウェブサイトを隅から隅まで読むこと、その業界について調べること、自分の履歴書について少なくとも1時間以上語れるくらいの練習はしておくことなどと教えていただきました。

ほかは私のレジュメに限った話になるので割愛しますが、「同じ事を話していても自分の売り方を知っている人が最終的にはオファーをゲットする。レジュメにあることは何を聞かれても答えられる準備をして、自分の話したいことではなくて面接官が興味を示した分野の話をすること」って言ってたな。対策本にも同じことが書いてあるけどね。

あんなに大きな会社の取締役の方にこんな学生ぽっちへわざわざ貴重な時間を割いていただけるなんてなかなかあることじゃないので、ありがたく受け止めてしっかり成長につなげます。

こういう出会いがあると会社へのパーソナルなイメージが沸いて、魅力的な会社だなという気持ちがより強くなります。

「僕は無駄な投資はしない主義だから、しっかりボストンで成果だしてもらわないとね。信じてるよ」って言ってくれたのでもうやるしかない。私がこんなに就活に燃える日が来るとは。


ということでパーティー行ってきます。イエイ。

Thursday, September 23, 2010

学校初日

父にLACFでの敗退を報告したら経済関連の本をたくさん送ってくれました。

「たくさん送ったよ」って言われたので楽しみにしてたら本当にたくさん送ってくれて、1ヶ月で読み切れるかどうか怪しいです。10冊以上ある中で一番嬉しかったのは実は海堂尊の新刊だったり。

中に可愛いTシャツと靴下も入ってて、アメリカでだって買えるのにわざわざ送ってくれるところがお母さんらしくて嬉しくなった。こういう小さな愛情が留学生活の元気の源になってます。

そんな経済の本ですが、読めば読むほど私の無知を知ることになり、読み進めるのが恥ずかしくなるほどです。私の前回の最終面接での答えを思い出すと顔から火が出そうになるわ。

本当にLAに行っておいて良かったです。ボストン1発だったら確実に面接でトンチンカンな答えをして相手にしてもらえなかっただろうなあ。


長い夏休みが終わって学校が始まったんだけど、帰りにスーパーに寄ったらなんとTボーンステーキが5枚で15ドルでした。安すぎるー!ステーキなんて年に1度食べるか食べないかなんだけど、安さにびっくりして買ってしまった。

日本で買ったら1枚2千円くらいするよね?それともあれはお正月仕様だからかしら。(我が家は毎年大晦日にステーキを食べます)

レジのお兄さんに「今夜はステーキパーティーかい?」って言われたんだけど、まさか私のランチ用ですとは言えなくて適当に笑っておいた。。いろんな意味で肉食女子な私。

比較対象にしゃもじを置いてみました。アメリカンサイズなステーキ。



でもやっぱり上手に焼けず、ウェルダンぽくなってしまった。お父さんのステーキが食べたいよーう。

アメリカって日用品の質が低い割りに値段が高くて納得いかないことが多いんだけど、お肉や野菜が安いのはいいところかも。

今日はラッキーな日だったな。明日はあのリクルーターと私の履歴書について電話することになっているので今から緊張しています。いい日になるといいな。

Tuesday, September 21, 2010

日本国内か、国外か

LACFから数日たった今も就職のことが頭から離れない私。一番気になっているのは昨日あのリクルーターに送った履歴書の反応なんだけど、それ以外にもそもそも私は日本で働くべきなのかなっていう悩みが大きい。

この前のコンサル面接で、1次と最終で計2度も聞かれた「あなたは日本で働きたいの、数年経ったら海外に行きたいと思ってるの」という質問。

私がアメリカでの就職に固執しなくてもいいかなと思う理由は、日本人として自分の経験や知識を日本に還元したいと考えているから。還元とか言うと大それて聞こえますが、つまりどれだけ働いてもアメリカの国力にしかならないような仕事よりは、少しでも日本の利益になることをしたい、という思いです。

これはアメリカに来てから自分のことを「北海道の人」とか「女性」とかよりもまず「日本人」として意識する機会が圧倒的に多くなったのがきっかけかな。それまでは発展途上国のことばかりを考えていたんだけど、日本にも自分が力になれる部分はたくさんあるという事に気づいたわけです。

発展途上国への援助はスタートラインが低いので結果が目に見えやすく(難易度が低いと言ってる訳ではない)なんとなく「途上国援助」というミーハーな響きにつられる人が多いのが特徴だと思うんだけど、私はそれよりも「人助けをしている自分が好き」という自分にフォーカスを置いた観点から入ったので、ならば対象は何も海外でなくてもいいじゃない、と。

私がボランティア活動を好むのもマザーテレサのような博愛主義に賛同するからではなく、「お金をより多く稼ぎたい」と思うのと同じジャンルの「個人的な欲望」がたまたま私の場合は「人助け」だったっていうだけの話です。(歌が好きだからカラオケに行く、というのと同じ原理)


で、話を戻して「どこで働きたいの?」という質問ですが、日本企業で働くことが日本の国力に貢献できることになるなら働く場所は正直日本でもアメリカでもアジアでもどこでもいいと思ってる。

むしろ日本人という立場を生かさずに就職を探すのはもったいないとすら言える。ほかの候補者と差別化を図るには、自分の特徴とその利点を利用しないとね。

でも仕事内容が英語や外国と縁のないものであれば、それは寂しいなとも思う。英語力や人種を問わずにソーシャライズできるのは私の強みだと思っているし、それが生かせる場であればなお嬉しい。

最終面接で「面接では日本で働きたいって言っておきながら、入社後に海外に行かせてくださいっていう人が後を絶たないんだよね。あなたはどう?」って聞かれたので、上記のように答えたんだけど、結局それは海外行きたいですっていう風に聞こえちゃうのかしら。

私の悩みは、答えがわからないというより自分の答えが企業の求めているものとマッチしないという事実なのかもしれない。

就活って結構楽しいね。(まだ1社しか受けてないからそう思うのかもしれないけど)自分のことについて考えるいい機会ですな。

Sunday, September 19, 2010

LAキャリアフォーラム

17,18日にLAで行われたキャリアフォーラムに参加してきました。
ボストンに向けた練習程度の軽い気持ちで参加したので前日まで受ける企業も決まってなかったんだけど、出発前に3時間ほど下調べをしてあるコンサルティング会社を1社受けてみることに決定。

結果からいうと落ちたんだけど、非常に勉強になりました。

まずはじめに論理的思考力を見るテストがあったんだけど、その試験の難しさにびっくり。私の大の苦手な確率の計算に似たような問題がたくさんあって、7割くらいしか終えられず絶対落ちたなと思ったんだけどなぜか通過しました。私が通るくらいだからほとんどの人が通過したんだろうな。。

第一面接は主にコンサル業界に関する基本的な知識があるか、なぜコンサル業界なのか、自分がどう会社に貢献できるのかなどを履歴書に書いてあることを絡めながら聞かれました。

第二面接は英語でのケース面接。ケースは受ける会社によるだろうけど、私の場合は大まかに言って「ある会社の業界におけるポジションを維持するにはどうしたらよいか」といった感じの問題でした。前夜に父とスカイプで付焼刃的な練習をしただけだったので内容はボロボロだったけど、奇跡的に通過。たぶん日本語面接だったら落ちてた。。

最終面接は世界経済の動向にしっかり注目しているかに焦点を置いた質問が多かったです。あとは付け足し的に自分のセールスポイントを聞かれたかな。


準備の状態にもかかわらず下手に最後まで進んでしまったので、半端に期待した分落ちたときは結構ショックでした。内定者は1名だったみたい。でもアコに「これで内定出ちゃったらマリの人生楽すぎるから、このくらいで丁度いいんじゃない」って言われて確かにそうかもと思った。

自分の世界経済への関心や理解度が十分でないことを自覚できたし、ボストンに向けていい意味でのプレッシャーがかかったので面接の機会を与えてくれたこの会社には感謝しています。

面接官も非常に穏やかな人ばかりで、面接が進むたびにここで仕事がしたいという思いが強くなりました。この会社への応募はもう受け付けてもらえないらしいけど、自分がコンサルに向いていそうだということもわかって収穫は大きかったし。

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結果待ちをしているときに、たまたま廊下で会ったアメリカ人リクルーターの方と立ち話になり、名刺をいただいたときに彼がまさに結果待ちをしていた会社のアメリカグループの方だということが判明。

結果を待ちながらかなり不安だった私を勇気付けてくださり、「結果でたら教えてね」と言われて別れたので、「内定は頂けませんでしたがいい勉強になりました」という内容のメールを送ったところ、「会社と個人との相性も選考基準のひとつだし、大事なのは挑戦し続けること。僕もあなたに興味があるので履歴書を送ってください。日本グループの方はだめでも、アメリカグループのコンサルティング部門なら掛け合ってあげられるかもしれない」というお返事が。

チャンスはどこに転がっているかわかりませんな。ここから内定が出る可能性はほぼないとは思うけど(就労ビザの関係もあるし)、でもこうやってネットワーキングしていくことは何らかの形で役に立つはず。

「誰かからよくして頂いて、連絡先がわかる場合はその日のうちにお礼のメールを忘れず」というのはインターンをしていて学んだことのひとつなんだけど、まさか実際に役に立つとは思ってませんでした。もしこれを読んでいる就活生がいたらぜひ実行していただきたいです。


ボストン頑張るぞう。

Sunday, September 12, 2010

まりこちゃん訪問 ベガス編2

二日目の朝はベガスの有名なオムレツ屋さんOmelet Houseで朝ごはん。これで一人分です。私とマリコちゃんは半分にしたんだけど、それでも多かった!私たちのはアボカドとロブスターのオムレツでとおおおっても美味しかったよ。ホームメイドのポテトチップスと一緒に出てきます。



そしてホテル観光の始まり。まずはヴェネチアをテーマにしたThe Venetianへ。テレビか何かで見たことある人もいるんじゃないかな。



お土産やさんもいちいちかわいくてテンションがあがる女子陣。



そして待ちくたびれる男ひとり。



これは像にみえるけど実は人だったりして、たまに動きます。置いてあるお金はチップ。



これが昼間のホテル街の風景です。とっても綺麗だよね。



なんちゃってパリのエッフェル塔もあったり。



凱旋門。



ピラミッドの形のホテルとスフィンクス。



レーニンの像まで。



Palazzoにて




他にもニューヨークニューヨークなど有名どころをざらっと見て回りました。世界旅行した気分になれて楽しかったよ。ホテル観光は車があったほうが便利ですな。

そして夜はヴェネチアンに戻ってミュージカル・オペラ座の怪人を観ました。写真撮影は禁止だったので劇場の写真すら無くて残念なんだけど、すごく素敵でした。息を呑むってこういうことを言うのかな。プロだから当たり前なんだけど、声が素晴らしかったなあ。

観劇後の記念撮影。ここがホテルのエントランスなんだけど、ゴージャスだよねえ。



そしてお酒を飲んでいい気分になったところでもうひとつの大きなイベント・クラブへ。この奥に見えるのが会場のホテルです。圧巻。



night club XS お金かけてまっせーというオーラが出てます。



中はこんな感じ。今までいろいろ行ったクラブの中でも間違いなくトップレベルのクラブだった!



恒例のキメショット。





こんな素敵なところでクラブデビューしてしまったマリコ氏はというと、最初恥ずかしがっていたものの、酔いが回ってきたのかだんだんとハジケだします。Leoの悪ノリによってポールダンスをさせられる彼女。もう全然恥ずかしがってないどころかサマになってるからウケる。



この後彼女は白人の手の中にさらわれていきました。笑



本当にさらわれちゃったらキャメロンディアスのベガスの映画みたくなっちゃってそれもまた面白かったんんだろうだけど、ちゃんと2時にはそろって帰宅したよ。



この夜以来マリコちゃんはすっかりクラブの楽しさに目覚めたようで、日本にクラブ持って帰りたいとか言ってました。笑える。日本人を連れて行くと結構恥ずかしがる人が多いんだけど、こんなにすんなり溶け込んでしまったマリコ氏はもうね。。さすが。笑

いやーーー楽しかったーー!

まりこちゃん訪問 ベガス編1

学校も終わりマリコちゃんがサンディエゴまではるばる遊びに来てくれました。

始めの2日間は私の期末テストがあったので家でくつろいでもらったんだけど、日曜からはLeoも連れてラスベガスに行ってきたよ。別名Sin City(罪の街)というだけあって、お酒とギャンブルと性欲の街って感じでしたね。

いろいろ説明つけると長くなるので写真でお楽しみください。


朝ごはんに本場メキシコの味・ブリートを食べて出発。こんな細い体で食べっぷりのいいマリコちゃんは見ていて気持ちいいです。「ダイエット中だから~」とか「これ嫌い」とか言ってあんまり食べてくれない人とはご飯食べても一緒に美味しくないからね。



砂漠の中を車で走ること5時間。



やっとホテルに到着!



ホテルにはサメも住んでる巨大な水槽があって、なんとその中をウォータースライドで駆け抜けたりもできちゃいます。



プールは水が冷たかったのでジャクジーでのんびりこれからの予定を立てる3人。



そのあとはドレスアップしてダウンタウンのレストランやカジノを歩き回ったよ。バーでお酒を飲むと高いので、買っていったテキーラとウォッカでいい気分になってから出かけたのさ。ニヒ。







アーケードのいたるところでショーが行われていて、みんなもダンスしてたり手拍子してたりでお祭り騒ぎだったな~。いやあ楽しいのなんのって。



ダースベーダーのコスプレしてる人を発見。



セクシーなお姉さんも一緒に写真をとってくれました。




これはフラっと入ったレストランで食べたステーキとロブスターのディナープレート。これで1500円ですよ、ベガスマジック!



食べ切れなかった残りはLeoの夜食になりました。



これが泊まった部屋からの眺め。



カジノではルーレットに挑戦してマリコ氏は好戦してました。プレイ中はお酒も無料でいただけちゃうので、調子に乗ると怖いことになります。

ベガスのホテルはどこも宿泊代が驚くほど安いです。(今回も3人二泊三日で120ドルだった)なぜならどこのホテルにもカジノが併設されていて、そこからお金をもうける仕組みになっているから。ホテルだけではなく、周辺のレストランもホテルばっかりにお客を取られてはまずいので、コストパフォーマンスがスバラシーことになってます。やってくれるよねベガス。

無事に1時くらいにはホテルに戻って、1日目の夜はふけていきましたとさ。

ちなみにベガスに行く前に私とマリコちゃんはMacy’sでドレスショッピングをしていったよ。日本じゃこういうドレスはあっても高いもんね。こっちなら1着20ドルくらいから買えちゃいます。