LACFから数日たった今も就職のことが頭から離れない私。一番気になっているのは昨日あのリクルーターに送った履歴書の反応なんだけど、それ以外にもそもそも私は日本で働くべきなのかなっていう悩みが大きい。
この前のコンサル面接で、1次と最終で計2度も聞かれた「あなたは日本で働きたいの、数年経ったら海外に行きたいと思ってるの」という質問。
私がアメリカでの就職に固執しなくてもいいかなと思う理由は、日本人として自分の経験や知識を日本に還元したいと考えているから。還元とか言うと大それて聞こえますが、つまりどれだけ働いてもアメリカの国力にしかならないような仕事よりは、少しでも日本の利益になることをしたい、という思いです。
これはアメリカに来てから自分のことを「北海道の人」とか「女性」とかよりもまず「日本人」として意識する機会が圧倒的に多くなったのがきっかけかな。それまでは発展途上国のことばかりを考えていたんだけど、日本にも自分が力になれる部分はたくさんあるという事に気づいたわけです。
発展途上国への援助はスタートラインが低いので結果が目に見えやすく(難易度が低いと言ってる訳ではない)なんとなく「途上国援助」というミーハーな響きにつられる人が多いのが特徴だと思うんだけど、私はそれよりも「人助けをしている自分が好き」という自分にフォーカスを置いた観点から入ったので、ならば対象は何も海外でなくてもいいじゃない、と。
私がボランティア活動を好むのもマザーテレサのような博愛主義に賛同するからではなく、「お金をより多く稼ぎたい」と思うのと同じジャンルの「個人的な欲望」がたまたま私の場合は「人助け」だったっていうだけの話です。(歌が好きだからカラオケに行く、というのと同じ原理)
で、話を戻して「どこで働きたいの?」という質問ですが、日本企業で働くことが日本の国力に貢献できることになるなら働く場所は正直日本でもアメリカでもアジアでもどこでもいいと思ってる。
むしろ日本人という立場を生かさずに就職を探すのはもったいないとすら言える。ほかの候補者と差別化を図るには、自分の特徴とその利点を利用しないとね。
でも仕事内容が英語や外国と縁のないものであれば、それは寂しいなとも思う。英語力や人種を問わずにソーシャライズできるのは私の強みだと思っているし、それが生かせる場であればなお嬉しい。
最終面接で「面接では日本で働きたいって言っておきながら、入社後に海外に行かせてくださいっていう人が後を絶たないんだよね。あなたはどう?」って聞かれたので、上記のように答えたんだけど、結局それは海外行きたいですっていう風に聞こえちゃうのかしら。
私の悩みは、答えがわからないというより自分の答えが企業の求めているものとマッチしないという事実なのかもしれない。
就活って結構楽しいね。(まだ1社しか受けてないからそう思うのかもしれないけど)自分のことについて考えるいい機会ですな。
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