Thursday, November 18, 2010

ニコルの婚約

日本では未婚時に子供ができて中絶を望まない場合はカップルは高い確率で結婚を選択しますよね。

アメリカと日本の中絶率にはあまり大差がありませんが、その後の選択には大きな違いがあります。

日本では「子供に父親がいないのは可哀相」という理由で結婚を選ぶ女性が多いようですが、多くのアメリカ人は子供は生んだら育てるしかないけど、彼氏(biological father)を生涯のパートナーとして選ぶかどうかは全く別問題と考えているらしい。

日本のように「とりあえず血が繋がってるし、経済的な不安もあるから結婚しよう」とはならないんだね。

子供はできたから育てるけど、人生のパートナーであり子供の父親役(father figure)の男まで焦って決める必要はないという感覚らしい。

これは子供の有無にかかわらずより恋愛がしやすくて(社会的に受け入れられている)、母子家庭の支援も充実してるアメリカならではの考え方なんだろうけど、結構プラクティカルだと思う。

結婚してから子作りを計画的に行えるのが一番の理想なんだけど、もし未婚の時に子供ができてしまった場合には「この人とならやっていける」っていう確信を持てる相手と結婚できるのがいいよね。まあそんなこと言いつつアメリカの離婚率も5割を超えてるんだから「何が確信・・・」って感じですが。


なぜこんなことを書いたかというと、去年の冬に子供を生んだニコル(高校留学した時の私と同じ歳のホストシスター)が先日「婚約したのー!」って連絡をくれたからです。

彼女も子供ができたと判明したときもすぐに結婚!とはならなかったんだけど、運よくそのまま子供の実の父親とゴールインすることになったみたい。

人柄はもともと良かったんだけど、彼が大学をちゃんと卒業して就職したのが大きいきっかけだったらしい。

婚前の妊娠てのはやっぱり波乱を呼びますが、結局みんな幸せになれたらどんな形だっていいよね。私はまず仕事で成功したいなと思ってしまうけど。

いやーにしても赤ちゃんは可愛いわーん。



文字通り天使の笑顔。これからアンディーのように憎たらしい要素が芽生えてくるんだろうけど、健康に育ってくれたらそれが一番だね。早く会いに行きたいなあ。

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