Thursday, August 12, 2010

どうでもいい家事の話

実家から離れて暮らし始めて家事を自分でするようになってから、小さな幸せを感じるきっかけや自分のこだわりが増えたように思う。

私は基本怠け者なので、料理以外の家事は率先してやりたいタイプではないんだけど、洗濯や掃除も嫌うほどのものではないよね。

掃除機をかけていて一番うれしいのは、何か大きめのごみを吸い込んでカラコロッっていう音がしたとき。「自分今めっちゃ掃除してるわー」っていう実感が沸いてテンションが上がる。

あと、粘着テープのコロコロをカーペットにかけて、それまで目立ってなかったゴミがとれた時。「ヨッシャ!」ってなる。

乾燥機からまだ温かい洗濯物を出して、そこに飛び込むのも好き。


料理中の調理器具は、食べる前に洗ってしまわないと落ち着かない。包丁やまな板はみんなも料理しながら洗うんだろうけど、フライパンなど最後まで必要な道具は、洗っていると料理が冷めてしまうので先に食べたほうがいいってのはわかってるのよ。

でも食べた後は気持ちよくお皿だけ洗ってグダグダしたい派なので、一人暮らしを始めてからは、フライパンも木ベラも全部洗ってコンロをきれいにしてからじゃないと食べ始められない変な癖がついた。

誰かにご馳走するときは失礼なので出来立ての料理を一緒に食べるけど、シンクにいろいろ残しておいて食べるというのは、まるでトイレでお尻を拭かないかのような感覚です。変だよね、わかってるさ。

そして、お皿もすべて洗い終わった後、濡れた手をタオルで拭く瞬間も小さな達成感を味わえるので好き。

だから食器洗い機はあまり好きになれません。

アメリカには食器洗い機を使わないと不潔だと信じている白人が結構いたりして、余計なお世話だと思いながら今でもアナログな私。

あと、脱水までしっかり終わってる洗濯物を洗濯機から出しながら、なぜか技術の発達に深く感謝したり。

トイレ掃除をしながら、お母さんの「トイレを綺麗にするといいことあるからね」っていうお決まりの台詞を思い出して、いいことあるかなと期待したりね。

実家にいたときは子供という肩書きに甘えて頼まれてからしか動かなかったので、能動的に行う家事の楽しさは3年経った今でも新鮮です。



全然アメリカと関係ない話だな。

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