ある友達の家族は熱心なクリスチャンです。
そんな家族のなかでも一番熱心なのがお父さんなんだけど、そんな彼がこの間スピード違反で警察に捕まりました。
アメリカで警察にpull overされた(道路わきに止められた)ことのあるかたはご存知でしょうが、彼らの威圧的な態度は日本の警察の比ではありません。
サングラスをかけて190センチはありそうなマッチョなおまわりさん、通常通り切符を切る作業を進めます。
ポリス「どうして捕まったかはわかってますね?はい免許証と車両登録証だして」
友達父「君、とりあえず話を聞いたらどうかね」
ポリス「違反は事実なので」
友達父「聖書には、”もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません”(マタイ6:14-15)という一節がある」
ポリス「違反は違反です」
友達父「今日は日曜日、安息日なのだよ。私は罪を犯した。だがそれを許さないのもまた罪だ。青年よ、許したまえ」
彼が捕まったのはちょうど教会の帰り道だったそうで、頭の中では完全に論理的に説明したつもりだったらしい。車内では家族が「ちょっとやめてよーお父さんー」ってパニくってたみたいだけど。
もうこれ聞いたときは笑ったわー。その後彼が問答無用で切符を切られたことは言うまでもありません。
もしアメリカで捕まったら、イノセントな目で言い訳なしに平謝りすることをお勧めします。たまに罰金をディスカウントしてくれたりするらしいので。
No comments:
Post a Comment