Tuesday, August 31, 2010

どうでもいい

久々にキレた。アンディーがどうしてもいうことを聞かないので、「ママに言うよ!」って言ったら「言えば」って言うので。普段はママを持ち出せば大抵のことはうまくおさまるんだけどね、どこでそんな言い方習ったんだろうあのハナタレ3歳児め。

ちなみに彼が言った言葉は”Whatever.”このあとにセンテンスを続けて「~なら何でも」とか言う意味で使われますが、それと同じくらいの頻度でこの単語ひとつで「どうでもいい/どうにでもなれ」という意味でも使われます。これだけだととっても攻撃的な響きになるので、みんな怒ってるとき意外はあまり使いません。

英語にはその他いくつも「どうでもいい」の表現があって、それぞれ少しずつニュアンスが違うんだよね。この前日本の友達にもっと英語の記事書いてって言われたので少し紹介しようと思います。

- I don't care.
直訳で私は気にしない、つまり「どうでもいい」って意味。大抵はだれかが「~してもいい?」「何食べたい?」「~したい?」などの質問をしてきた返答として使われます。でも言い方によってはかなりぶっきらぼうな印象を与えるので、「判断はあなたに任せるよ」って言いたいときは"Up to you."を使うほうが優しい印象になるかも。

- I couldn't care less.
直訳でこれ以上気にしないことができない、つまりこれ以下のケアは存在しない、「どうでもいい」となります。ちょっとややこしいかな。大抵はこの後に"about~"と名詞が続いて、「~のことは本当にどうでもいいの、私」てな感じで使われます。

これは実はネイティブでも"I could care less."と間違って使ってる人が結構いるイディオムです。私も友達が間違って使ってるのを耳で覚えたので、新聞で文法の特集を読むまで1年くらい間違ったまま使ってました。"I could care less"だと「現段階のケアよりも少ないが、ケアは継続する」ことを暗示してしまうので間違いとなるわけです。

- I don't give a crap.
直訳だとウンコを与えない、つまりきたない物さえあげない、どうでもいいとなる。ちょっと無理があるけどね。大抵は話題の対象をけなすニュアンスを含みます。「あの2人付き合ってるんだって!」「え、マジどうでもいい」みたいな。あくまでも友人間の会話だけであって、敬意を払うべき人には絶対使っちゃいけません。

これはとてもキタナイ表現ですが、若者の会話では非常によく聞かれるのも事実。実際にはcrapよりもshitやdamnを使う人が多いんだけど、一気が引けるので私は使ってもcrapくらいです。

昔は高校生のノリでその恥ずかしさも知らず汚い言葉を使いまくりだった私も、最近では会話のマナーを学んでだいぶ丁寧に話すようになったと思う。やっぱり頻繁に話す相手の口調には一番影響力があるからね。

話がずれたけど、個人的にはこういう小さな違いを感覚的に理解できるようになってきた頃から英語を話す楽しさが増しました。英語に限らず、そこが外国語を勉強していて楽しいところのひとつじゃないかな。

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