Sunday, May 30, 2010

バンクエット

この前話したフラットのBanquet(晩餐会)に行ってきた。

会場は高級住宅街にあるゴルフのカントリークラブで、すごく雰囲気のあるところで素敵でした。

料理はバッフェスタイルだったので味もいまいちでしたが、表彰式やスピーチで今年度の代表が感動して泣き出したり、いろんな出し物があったりで素敵な5時間を過ごせました。

今学期活動してなかった私はみんなに会うのが久しぶりすぎて、写真の嵐。

これが会場。たくさん人が来てたなー。



受付嬢のトレイシーとアン。



DVCの皆さんにはおなじみのカオリ氏。彼女かなり痩せたよね。



甘えっこシンディ。



これが私のBig Sister・ランフィー。カメラで自分の写真を撮りまくる人を英語でCamera Whore(whoreは娼婦とかふしだらな人って意味)っていうんだけど、まさに昨日の私たちはホアってたね。



一緒にプレッジしたシーケン。すでに酔ってました。



食事はこんな感じ。



パドルも気に入ってもらえてよかった(^^)



結構美味しかったデザート



これが私の愛すべきファミリー。
私のBig Sisランフィー、ランフィーのBig Broジャスティン、ジャスティンのBig Sisルーシー。




もっと写真はあるんだけど、これで雰囲気は伝わると思います。

少し前に買った青いドレスを着たかったんだけど、髪を切ったら似合わなくなってて残念。

みんないろんなドレスを着てて目にも楽しい夜でした。

チャンスがあったら絶対フラット入るべきだよーー人脈広がるし、何より楽しい!

Saturday, May 29, 2010

自己主張

ミニギャング・アンディーの話。

私は子育ての本を読んだこともなければそれ系の教室に行ったこともないので、「正しい」3歳半の子供の扱い方はわかりません。

私が子供を叱る基準は、私の親だったら怒るかどうか。

機嫌がいいと天使のようなアンディーですが、今日はご機嫌ナナメだった模様。

子供の夕食は、食べたいもののリクエストを聞いてそれに野菜を添えて出すっていうのがいつものスタイルで、今日はアンディーから豆入りのリゾット、アビーからマカロニアンドチーズをリクエストされたのね。

で、作って出すと、アビーのマカロニを見るなり「僕こんなの欲しくない!アビーと同じのが欲しい!!!」と自分のリゾットに唾を吐いたアンディー、カチンな私。

私: 自分で欲しいって言ったからリゾット作ったんだよ。違うものが欲しいならそれ食べてからにしなさい。

ア: やだ!こんなの嫌いだ!(リゾットは彼の大好物)じゃあ何も食べない!!

私: あ、そうなんだ。じゃあ今夜はアビーと二人で映画を見なきゃいけないのか。残念だな~。じゃあこれは下げるね。(毎晩暗くなると映画を1本見るのが1日の楽しみの彼ら)

ア: 待って!!!食べるから!


しめしめ、チョロいもんよと思っていると。。


ア: この赤いスプーンやだ!!オレンジのスプーンがいい!!今すぐ持ってきて!

私: もうスプーンがあるのに新しいスプーンを持ってこなきゃいけない理由はありません。違うのが欲しいなら自分で持ってきなさい。

ア: やだ!リンジーが持って来い!ぼくまだ小さいからやりかたわかんない!(機嫌がいいとホイホイ自分の皿を用意したりする彼)

私: あら残念。私もこの家に来たばっかりだから見せてくれないとわかんない。

ア: (少し睨んだあと)。。。じゃあどこにあるか見せるから、そしたら持ってきてね。(足を踏み鳴らしながらキッチンまで行って、オレンジのスプーンを掴んで掲げる彼)

ア: これ!!これがほしいの!!わかった!?

私: あーそうなんだ。ほーら自分でできた。なんて頭がいいんだろうね~(拍手)


そしてハメられたとわかっていっそう睨みを強めた彼ですが、やっと食べ始めました。

もう会話してる間中、全身全霊の怒りをこめて叫ぶので、彼の小さな体は文字通りわなわなしてました。

でも少し気になったのが、食事やスプーンを取り替えない私を見てアビーが発した「リンジーさ、アンディーのことどうでもいいと思ってるの?」という一言。

普段ならママ・クリスが何でも要求どおりに彼らのしたいようにしてしまうので、そうしない私は「子供のためを思ってないヒドイ奴」に見えるのかな。

クリスによると、子供の要求は自己主張をするいい訓練だからなるべく聞いてあげるようにしてるらしい。

私からすれば、だから何でも自分の思い通りになると思ってる自己中アメリカ人が増えるんじゃないの?って感じですが、彼女の子供だしね。

こういうの時はママの方針に従うべきなのかなとも思うけど、私はあくまでベビーシッターであって奴隷じゃないからね。

まあ子供は怒ってもすぐに忘れるので、ご飯の後は天使のアンディーが舞い降りて楽しく一緒に映画を見たんだけど。

悩むわん。

Thursday, May 27, 2010

フラターニティー

私はUCSDに来てからAlpha Phi Omega(アルファ・ファイ・オメガ)というボーイスカウト精神を理念に掲げる団体に所属しています。

こういうギリシャ文字を使った団体のことをフラターニティー、女子限定のものをソロリティーと呼ぶんだけど、種類もいろいろで、日本で言うところのサークルに近い感じ。

サークルと違うのはメンバーとして認められるためにプレッジという期間を過ごさなければいけなくて、団体によってそれぞれ与えられる課題が違うのが特徴。

たとえば私のΑΦΩはコミュニティーサービスにコミットする団体なので、3ヶ月間で最低15時間のコミュニティーサービス(ボランティア)、団体の歴史のテスト、合宿その他いろいろが条件になってる。

ビジネス系のものだと、グーグルの企画グループに参加して決められた期間でマーケティングプロジェクトを企画して実行するとかいう面白いことやってる所もあります。

単なる社交目的(パーティー三昧)の団体は別として、たいていのフラットやソロリティーには長い歴史があって、大きな大学には大抵支部があるので、全米規模での大学間交流がもたれたりもします。

今アメリカを代表する各界の著名人(ヒラリークリントンとか)も大学時代にはこういう団体に入っていたので、コネクション作りに大きく役立つことで知られています。

完全なるコネ社会のアメリカでは、フラットやソロリティーのつながりを通して就職先を見つけたという人も非常に多いしね。

今は少なくなってきてるけど、フラットハウスやソロリティーハウスというのも存在して、みんなで一緒に生活して家事を分担して協力の大切さを学ぶってのをしてるところもまだある。

完璧個人主義のアメリカにおいて、こういう仲間意識や集団生活に重点を置いた体育会系のものは珍しいと思う。

それにプレッジ期間には”お世話係”としてその人の性格や興味に合うような”Big Brother”または"Big Sister"という人が与えられるの。

私にも年下のBig Sisがいるんだけど、とおおっても面倒見がよくて気のいい子。

私は彼女に出会えたおかげでUCSDライフが充実してるといっても過言じゃない。

ただ留学生でこういうのに入る人はほとんどいません・・・なんでだろね。


まあなんでこんな話を書いたかというと、6月が年度の終わりであるアメリカでは5-6月がお別れのシーズンで、大抵Banquetという宴会のようなものが開かれるからです。

そこではLittleがBigに対してPaddleを送るのが昔からの習慣で、私も土曜日にBanquetがあるのでちょうどpaddleを作り終えたところ。



これから初めて、



こんなのが出来ました。

可愛いでしょ。

iLFSってのはI(私は)Leadership(リーダーシップ)、Friendship(フレンドシップ)、Service(ボランティア)の精神に忠実に生きますっていう略です。

昔はフラットのギリシャ文字と名前を木に掘るっていうシンプルなものだったんだけど、最近ではBigの好きなものでデコレーションするのが流行ってるみたい。

私のビッグシスター・ランフィーは紫とパンダが大好きなのでこんな感じになりました。

ちなみに伝統的なパドルはこんな感じ。今住んでる家のママ・クリスも持ってます。



長くいろいろ書いたけど、単に私の工作を見て欲しかっただけです、へへ。

アジア人とカメラ









写真はこの前会ったときに彼が作ってくれた料理。

1年前はホットケーキすら満足に作れない男だったことを考えると、進歩しました。

レモンの薄切り頼んだときに5分以上かけたあげく5つのブツ切りにされて返ってきたときは腹立ったな。。

関係ないけど、ステーキを焼くのが上手な男の人って多いよね。

いまだに私の父のを超えるステーキには本場アメリカですら出会ってませんが、もし出会うことがあったら結婚も視野に入れたいと思います。なんて。

それはともかく、私は料理の写真を撮るのが大好きです。

自分で焼くお菓子はもちろん、レストランで食べるちょっと変わった料理の写真もよく撮ってしまう。

携帯に優秀なカメラが備わってる日本でも、食事の写真を何気なく撮る人は多いと思います。

けど実はこれって、アジア人特有の行為なのよね。

自分の家で撮影するのは趣味の範囲だから良いとして、公共の場(特にちょっとオシャレなレストラン)で出てくる料理をいちいちカメラに収めるのは、アメリカ的価値観からすると恥ずかしいことらしい。

最近はアメリカのレストランの新鮮味も薄れたのでカメラをいそいそ出すことも減りましたが、それでもたまにパシャパシャしてる私。

彼氏との記念日に目玉が飛び出るような値段のオサレ~なレストランに行ったんだけど、その時もご飯の写真を撮ろうとした私に対して「さすがに恥ずかしいからやめて・・・」と白い目で注意してきた彼。

友達とレストランに行って写真を撮るときも、「お前本当にアジア人だなー」とからかわれます。(どうでもいいけどアジア人にアジア人ってからかわれるとお前は何なんだと言いたくなる)

好きなので今でも気にせず撮り続けてますが、こういうマナーは知ってて損はないよね。

ちなみに食事を含めた人物の写真を撮るのは全然アリです。

食事だけの写真、ってのがアジア人的な行為らしい。

「田舎から出てきた人丸出し」なイメージなのかね。

意外なアメリカのトリビアでした。

ヨーロッパではどうなんだろね。

Wednesday, May 26, 2010

オーガニック



最近はまってるお菓子の、シュガーコートされた胡桃とドライアップル。

オーガニック専門のスーパー、Trader Joe'sで買えます。

私の買い物は今まで質より値段重視だったのでTrader Joe'sには今まで数回しか行ったことなかったんだけど、今住んでいる家のお母さん・クリスがよく行くので影響を受けました。

アコにもずっと勧められてたんだけど、ついに彼女のおススメする理由が理解できたかも。

有機栽培のトマトって甘いのねー!

バナナも1本19セントと、オーガニックなのにこれまた安い。

それにお菓子がとっても充実していてかなりポイントアップ。

このドライアップルは普通のドライフルーツと違って、まだ水分が残ってるの。

ザ・シケったりんごって感じ。

でもこのシケった感が癖になっておいしいのさ~。

自分で作ろうと思ってレシピを調べたんだけど、何度も天日に干して戻してって作業が面倒くさそうなので諦めました。


最近体重が戻り始めたので、油ゴテゴテのアメリカン・スナックからは少し身を遠ざけてます。

私の好物は完全にデブの代名詞みたいなものばっかりなので、気をつけないとまた太ってしまう。

(20代になってもマクドナルドで幸せになれる私)

ちなみにカンザスに留学したときは7キロ太って家族や友達を驚かせた私ですが、実際はカリフォルニアでの1年目のほうがもっと太ってました。

この低い身長で56キロくらいあったからね。。

あの時期平気でドレス着てクラブとか行ってた私って一体。。(-_-)

それが去年の夏あたりにお酒をやめてからするすると体重が落ちて、最近じゃ中学のときの体重まで戻ってしまいました。

こんなことってあるものね。

それ以来なるべく良いものを食べるように心がけてます。

機会があったらぜひTrader Joe'sに行ってみてねん。

Monday, May 24, 2010

アンディー

いたずら大好き、もうすぐ4歳のアンディー。

さっきテストの詰め込みで必死になってノートと睨めっこしてたら、ノックもそこそこに部屋に突入してきたチビ太。

「ねーリンジ~」と満面の笑みの彼。

(ちなみにリンジーというのは私の英語名です。自己紹介したときにあまりにもアジアの文化に慣れ親しんでいない彼らは私の名前すら発音できなかったので、その場で思いついた名前リンジーがそのまま私の呼ばれ名になりました。)


以下私たちの会話

私: うん、どしたー?

ア: このバズライトイヤー見て!すごいでしょ!(ブンブン扇風機のように回る部分を私の頭に当てて髪が絡まる、痛い)

私: あたたた。うんすごいねー、でも私今勉強してるから後で遊ぼうねー

ア: 勉強してるの?そうなんだー。僕は今プールに入るとこなんだけど、リンジーに見て欲しいから一緒に行こう!

私: いや、だからテストがあってさ、あと15分で家でなきゃいけないから帰ってきたら遊ぼうねー(1分1秒が大切なテストの追い込み)

ア: いい考えがあるよ!今僕と遊んで帰ってきたら勉強しなよ!(ニコニコ)

私: 今は無理なのさ~

ア: あ、これ何~?ゲーム?(マウスをクリックして大切なウェブページ4つを躊躇なく閉じる彼、イッラーな私)

私: これはゲームじゃないし本当いまちょっと無理だからさほらほら(部屋から追い出してドアを閉める)
 
ドンドンドン!(激しいノック)

ドアを開けるとそこにはものすごく悲しそうなアンディー

ア: アイラブユーって言うの忘れたから。。


ってー!

ってー!

もーー憎らしいのに可愛いーー!

これだもん甘やかしたくなるわー。

まあハグした後すぐ鍵閉めたけどね。子供は可愛いだけでお得ですなあ。

家族

今国家の防衛論のテストが終わって帰ってきました。

3時間ぶっ続けのショートエッセイのテストでそれでも時間が足りないってどういうことなの、ねえ。

手が腱鞘炎になるかと思いました。。もういい、終わったから忘れることにします。



最近家族がとっても恋しい私。

親のいる実家ほどくつろげる場所はないよね。

私けんかはするけどパパもママも大好きなので。

でも自分の将来のことを考えると、就職は日本ではし(たく)ないし、結婚するとなるとなんとなくアメリカかなとも思う。

旦那の候補がいるわけじゃないんですけど。

アメリカで結婚したら当然子育てもアメリカなわけだし、親に孫の顔を頻繁に見せられない距離なのかと思うとちょっと考える。

それに私は2人姉妹の長女だから親の老後を面倒見るのも私がしてあげたいなーとかさ。

アメリカではジジババは老人ホームに入るのが一般的なんだけど、日本人の私は同居とはいはなくてもせめて近距離で暮らしたいなと思う。

アメリカに呼び寄せることはできるかもしれないけど、そうなると知り合いもなくまったく違う環境でストレスが溜まるだろうし。

親もそうだけどおばあちゃんたちにも長生きしてもらわなきゃ。(親と同じかそれ以上おばあちゃんたちを愛してる私)

最近口を開けば死ぬことばっかりいうので、せめて曾孫見るまでは生きててよと言ってみるんだけども。

でも家族と一緒にいたいからってアメリカでの就職を諦めるのもなあ。

アメリカには自分の人生を楽しく生きることが親孝行、みたいな考え方があるしね。


まあ今年22歳の私がこんなこと考えるのも早すぎなんでしょうけれど。

最近元プロレスラーの北斗晶さんと、元モー娘。の辻ちゃんのブログを読むんだけど、2人もとってもあたたかい家族を持ってて読んでるとすごく幸せになれるの。

辻ちゃんなんて全然興味なかったのに、好感度ものすごくアップよ。

それにここで家族がいないのも重なって、早く家族欲しい~みたいなとこまで考えが及んでしまうのさ、ハハハ。

カンザス留学時代の友達は21,22歳で出産ラッシュを迎えてまして(さすが田舎の白人)、あー子供いいなーとか思ったりもする。

私はやりたいことがたくさんあるので子供はまだまだ先でしょうけど。




これはカンザス時代のホストシスターの旦那と娘、かわいいでしょ。

そんなニコルはまさかの私と同じ年。

まあ、できちゃった結婚だったけど幸せそうだからそのまま幸せでいてくれたらなと思います。

Sunday, May 23, 2010

将来の仕事

アメリカ人は自由だなと思う理由のひとつに、彼らの人生に対する考え方がある。

私の印象では、日本では”良い”大学を出て”良い”仕事につくことが成功とされていて、無意識のうちにそれを目標としてる人が多い。

”良い”の価値観が統一されていて、社会的なステータスが高ければ高いほど”良くできた”人として評価される。

もちろん有名な会社に入ってたくさんお金を稼ぐことは悪いことではないし、幸せのあり方のひとつではある。

けど、人とは少し違った夢を持つ人が見下されてしまうような社会はとっても寂しいと思う。


アメリカ人の友達と将来の話しをしていると、「どこの国に住みたいか」から始める人が結構いる。

「アフリカで数年レゲエを勉強してから大学院に行きたい」とか「中国で数年英語を教えてから戻ってきて中国茶を輸入するビジネスをやりたい」とか「とりあえずイギリスに住んで働きたい」とか”安定したプラン”に目標の軸を置かない人が多いことに驚かされる。

日本で仕事も決まってないのにとりあえず海外へ行くことを考える人なんて、あんまりいないよね。

”良い”仕事の持つ意味は人それぞれで、その人の興味や能力が最大限に生かせるところを意味することが多い。

転職を重ねるのも珍しくなくて、むしろ転職が多ければ(場合にもよるけど)ハングリー精神の強い人だと好印象を与えることもある。

夢を追って貧乏なままの人もいるけど、それでも社会的な味方を得やすい国だと思う。

もちろんアメリカにだってハーバードやMITに入っていわゆるエリート街道を夢見て勉強に明け暮れる人だってたくさんいる(アジア系アメリカ人には特にそういう傾向がある)けど、こういう多様性に寛容である国柄はいいなと思うよ。


新卒という肩書きがブランド扱いされる日本では「卒業してから世界一周してその後はまた後で考える」なんてのは簡単に実現する話ではないけど、新卒だからって特に差別されないようなアメリカでは良く聞かれたりする。

実際にインドに旅行したときに会ったバークレーのビジネスを卒業したアメリカ人も世界一周中だったしね。

とりあえず内定を取らなきゃと学生を必死にさせる日本社会はどうかなとたまに思うよ。

大体新卒じゃなくなったからって何が違うわけでもない。

そんなプレッシャーの元に仕方なく就いた職場では、楽しくなるはずの人生も辛いものになってしまうかもしれない。

もちろん、第1希望の内定を得られた人にはおめでとうをいいたいし、そうでなくてもその仕事に一生縛られる必要なんてないってことが伝わるといいな。

たった1度しかない人生なんだから、好きなように充実させるのが一番だと思う。

アメリカのこういう寛容性が好きです。

Thursday, May 20, 2010

コメディークラブとバーホッピング



先週末は羽をのばしにサンディエゴから北カリフォルニアまでドライブ。

慣れてしまえば7時間のドライブもあっというまに過ぎてしまうものだね。

彼にも久々に会ったので、少しドレスアップしてデートをしようってことでコメディークラブに行ってきました。

日本のお笑いライブとはまた違って(行ったことないけど)、前座の時にご飯を食べて、メインのコメディアンを肴に飲むという感じ。

その夜はMichael Manciniというコメディアンがゲストで、かなり面白かったよ。

値段も一人$10でお手ごろだし、払う価値はありだと思うね。

彼はもともと警察(お回りさん)だった人で、警察関連のジョークがツボでした。

彼のジョークをチェックしたい方はこちらへ: http://www.youtube.com/watch?v=kb3P3qkaI4w


私はドレスを着たかったので彼にもドレスアップするように言ったんだけど、ほかは結構カジュアルな服装の人もいたので敷居が高いところではないみたい。

毎回変わったことをするのが好きな私たちにはとても満足のいくプランでした。

ちなみに今回行ったのはサンフランシスコ郊外にあるTommy T's Comedy Steakhouseというところ。

http://www.tommyts.com/pleasanton/index.html

チャンスがあったら是非どうぞ。

ステーキが激ウマだよん。



その後はバーをはしご。

21歳になってからというものパッタリお酒を飲まなくなった私にとっては久しぶりのアルコールだったので、2件目でノックアウトしました。

彼は運転があったので酔ってませんでしたが、俺の財布がノックアウトだって次の朝ぼやいてた。

いい気分転換になったし、あとはファイナルへ向けてもう一度やる気を入れなおします。

Friday, May 14, 2010

口蹄疫

日本の政治が大変なことになっていますね。

口蹄疫、子供手当て、事業仕分け・・・

民主党を責める声が多いけど、彼らを選んだのも我々国民なんだし、政府の無能をたらればで語るのではなくて、国民のニーズをより大きな世論の波で伝えるのが今できることなんじゃないでしょうか。。

正直私も口蹄疫のニュースは最近になるまで知らなかったけど、地元の方の絶望的な状況を思うと胸が苦しくなります。

東国原宮崎知事の一番弟子・早川信吾さんという方が知人から受け取ったメール、既に多くの方が拡散されていますが、私もここに転載します。

早川信吾wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A9%E5%B7%9D%E4%BC%B8%E5%90%BE

早川信吾さんの5/11の日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1484686933&owner_id=26577551



以下転載
************************************

口蹄疫被害が拡大している、宮崎県の畜産農家の方の声です。


↓↓↓↓↓

今一番ありがたいのはこの現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです。


消毒剤が圧倒的に足りません。

人手も圧倒的に足りません。

政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。

農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。

昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。

それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。

県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。

保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、

それでも必死になって戦ってます。

知人の旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張って
くれてます。

ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。

今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。

感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。

全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。

でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。

死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、
それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。

消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。

そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件80000頭となっていますが、俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。

とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。

「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言っ
てる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、
しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」
とか言ってますが、
その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。

とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。

もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…

もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。


↑↑↑↑↑

悲しすぎる現実です。

1日でも早い終息宣言を心よりお祈り致します。


************************************
転載ここまで。


Youtubeで赤松農水相の答弁をいくつか見たけど、何だかね。

法を守らなきゃいけないのもわかるけど、法を守って国を潰すことになっては元も子もないよね。

大臣だからこそできる決断を、なぜ渋るんだろう。

どうしても自分の責任問題に頭がいくんだろうけど、そもそも国のために政治家になったなら、自分の名誉や地位くらい捨てて国を守ろうとして欲しいもんだよね。

政治家になるまでは志が清くても、いったんその世界に入ると汚れてしまうものなんでしょうか。

一刻も早く国が大々的な救済措置をとってくれるといいけど。。

Wednesday, May 12, 2010

事故の事後処理



4月8日に起きた車の事故、1ヶ月以上たった今も保険会社とのやり取りが続いています。

事故に巻き込まれた場合はなるべく早く保険会社に連絡して、保障のあれこれは連絡が来た段階から始まるというのが原則なのね。

だけど私の場合、相手のドライバーがまったく行動を起こさなかったので、私の保険会社Aが相手の保険会社Bに連絡するまで相手側は事故に関する連絡を受けていなかったの。

今回の過失は相手側にあったので、私のレンタカー代、レッカー代、車の修理費などすべての事故に関する費用は保険会社Bによって支払われなければいけない。

ただ私は事故の後すぐにレンタカーを借りたりしたため、会社Bが連絡を受けた日までの間に数週間のギャップがある。

その間のレンタカー代も前述のとおり$400/週とバカにならないため、会社Bは「連絡を受けた日からのレンタカー代しか負担できない」なんてことを言ってきた。

その上、私の車は元の価値よりも修理費が上回ってしまうことがわかり廃車処分になったので、元の価値と同じだけのお金が私に支払われるんだけど、その小切手が発行された日にレンタカーを返すように言われた。

けど大きな額の小切手が口座に入金された場合、銀行は大抵確認のために3日から5日ほどホールドをかけるため、私が実際にそのお金を使えるのは発行されてから5日後になる。

発行されてから手元に郵便で届くまでに早くて2日、それから入金して確認されるまでに5日、計約1週間も車なしで生活しなきゃいけないことになる。

散々文句を言ったら「じゃあレンタカーの代金はすべて払います」ということになったけど、小切手発行後のレンタカー延長はどうしても譲ってくれなかった。

「これは私どもの方針ですからどうしようもありません」の一点張り。

保険会社も所詮ビジネスであり、お金をふんだくるところであってお金を渡すところではないからしょうがないんだろうけどさ。

車がなければ車を買いに行くこともできないし、学校もまたチャリで1時間かけて通わなければいけない。

事故は私の過失ではなかったのに、なんでこんなに時間や労力やお金を無駄に費やさなきゃいけないんだろうね。

無力な一般人にはインターネットの評価サイトで保険会社のサービスを酷評するくことくらいしか仕返しの方法がありません。

あーやんなる。


公共交通機関だって本当にしょぼい。

インドのニューデリーのほうがまだマシなんじゃないのって言いたいわ。

車社会くされアメリカめ。

Thursday, May 6, 2010

彼氏


私には彼がいます。

付き合って1年半、遠距離になって1年くらい。

出会いはクラブでした、と言うとみんな一瞬固まるけど、ナンパとかではなく友達の友達でした。

フィリピン系で22歳、若干太めです。

人を笑わせるのが生きがいのような人です。

アホです。


今日の朝のメール

彼: Good morning (-,.-) (おはよ (-,.-))

私: Good morning, what's that? (おはよ、何それ?)

彼: Nose hair. I just saw it in the mirror (鼻毛。今鏡で顔見たら出てた)

私: LOL geez better trim it before work (笑 やだー、仕事行く前に切ってよね)

彼: k, done. Have a good day (-..-) (よし、完了。じゃあいい1日をね (-..-))



ほんとアホ。

こういうのが一日の始まりに笑顔をくれたりするんだけどさ。

あなたの知らないアメリカ

http://www.youtube.com/watch?v=Ul81GxDBlKU&feature=related

こんなの見つけたよ。Youtubeのビデオです、見てみて。

アメリカは金パツ青目のバービーちゃんで溢れているsex and the cityのような国なわけじゃないんですよ、っていう話。

まあ、日本人が毎日寿司食べるわけじゃないんですよ、ってのと同じだね。

もちろん誇大表現されている部分はあるにしても、(Texasでfuckって言ったら捕まるって言ってたけど、友人間で使う分にはそんなことない、など)

国民人口の8割が田舎ものかどうかは微妙だけど(都市に人口が集中してることを考えると)、国土の8割以上が田舎ってのは実に本当。

私はカンザスにしか住んだことが無いのでほかの田舎州の実体験を踏まえた知識があるわけではないけど、少なくとも私の住んでいたところではアジア人はみんな中国人扱いだし、トヨタもホンダもアメリカの会社だと思ってる人がたくさんいたし、とにかく世界を知らずに「超大国アメリカ」を自慢げに語るアメリカ人が多かった。

その”超大国”は外国からの人材や技術があってこそ成り立っているものだとも知らずにね。

身近なところで言うと、大手のインターネット会社のサポートセンターは実はインドにあって、彼らが電話対応してるとか。


進化論反対派にしても、実に本当。

日本では常識扱いされてる進化論だけど、高校留学してたときにちょうど生物のクラスで習った部分だった。

宿題のプリントを持ち帰ってダイニングで勉強していたら、ホストマザーがそれを見るなり「こんなバカらしい科学者の妄想なんて勉強しなくていいのよ!いますぐ破り捨ててしまいなさい!」って激怒。

私は何のことだかさっぱり。

それが彼らの信仰から来ているってのは後で自分で洗礼を受けたときにわかった話なんだけどね。

私は別に創造説を信じるのも自由だと思うけどな。

進化論の教授を違法にするのもバカだと思うけど、そういうのは科学者に任せておけばいいじゃない、と思う。

実際人間が猿から進化していようが神様が造ったものであろうが、人間は人間なんだからさ。



このビデオを見れば、よくテレビでみるようなLA、ハリウッド、ラスベガス、ニューヨークとはまた違ったイメージのアメリカを垣間見ることができるよ。

Wednesday, May 5, 2010

ちょっといいこと



ちょっといいこと

・偶然誰かがあなたのいい噂をしているのを聞いてしまうこと
・起きてからまだ数時間眠れることに気づくこと
・ファーストキス
・新しい友達を作ること、気心知れた友達と時間を過ごすこと
・お風呂で歌うこと
・幸せな夢
・あったかいココア
・ブラウニーとクッキーを作ること
・大切な人と手をつなぐこと
・夕日を見ること
・朝遅くまで寝ていること
・長くて、あったかいシャワー
・スターバックス
・誰かがあなたを恋しがってるのを知ること

Tuesday, May 4, 2010

アイデンティティー



たまに自分のアイデンティーに関してわからなくなることがある。

私は大抵の留学生と比べて良くも悪くも無駄にアメリカナイズされているらしく、確かに着る服からして日本人留学生の女の子とは明らかに違う。

UCSDに来てからは日本人の友達が一人もできてないし、日本語を話すのは親と話すときくらい。

始めの頃は日本人とつるんじゃいけないと思ってかなり頑張ってたけど、いつのまにかそれが普通になってしまった。

別に調子に乗ってるわけじゃないけど、”アメリカ人ぽく”なった自分が好きだし、日本人とハングアウトするよりもアメリカ人といるほうが楽に感じられること自体にも自分の成長を感じる。

アジア系のアメリカ人はよく留学生や最近アメリカに来たばかりの人のことを”FOB”(Fresh Off the Boat: 船から下りたばかりの人たち)といって笑う。

アクセントのある英語、アジアではやっているようなフリフリの服、学校でヒールをはくこと、男の長い髪の毛、男のスキニージーンズなどなど、アメリカ人から見て ”普通じゃない”ことは大抵”Fobby”の一言で形容される。

アメ人の中で遊び始めた頃によくFobbyってからかわれることがあったんだけど、「十分じゃない」って言われてる気がしてものすごく嫌だった。

だんだん交友関係が広がって、始めは敬遠してたスラングも積極的に使うようになり、変な発音は彼氏にいちいち指摘してもらうようになってから、みんなの扱いが変わったのを感じた。

特にUCSDに来てからは、自分で留学生を名乗らない限り「英語のうまい留学生」から「日本語の上手いアメ人」として見られるようになり「アメリカ人目線」での話をする機会も増えた。

ただ、アメリカ人として扱われて嬉しい反面、自分の日本人としての自覚が思っていた以上に大きくて、彼らをアメ人という枠で一くくりにして外から見つめている自分に気づいた。

誰かが何かアホなことを言うと、「これだからアメリカ人は」みたいなね。

これは彼らに交わろうと必死で努力してた頃には気づかなかったこと。


一方で日本人の輪の中に入ったとしても、「ここは私の場所じゃない」みたいな拭えない違和感を感じる(ノリが違う)し、日本人の友達しかいないような人が「アメリカ人て~~だから無理」のような知ったかぶり発言をすると、自分の中のアメリカかぶれ魂に火がついて「お前に何がわかるんじゃい」みたいな気持ちになる。

どっちにいっても自分をマイノリティーとして認識してしまって、たまに結局自分は何なんだろう、って気になる。


多分私の気持ちに共感するには同じくらいアメリカ文化にかぶれてないと無理で、アコはそんな私の一番の理解者。

アメリカ人の友達はもともとの立場が違うから、サポートはしてくれても理解はできないみたいだし、大抵の日本人からは思い上がってると思われてしまう。


ただ確かなのは、結局自分はいつまでたっても日本から来た日本人であって、アメ人としての自覚はたとえ市民権を取ったとしても生まれないだろうなってこと。

そして母国語と背景文化が同じ人とはお互いの考えを理解し合える確立がほかよりもずっと高いってこと。

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なぜこんなこと書いたかというと、日本人のネットワークがまったく無いことが最近の悩みだから。

ハングアウトに関しては不足はないんだけど、就職活動を始めるとなるとどうしても情報が命になってくるからね。

海外における日本人同士のネットワークは持ってて損は無い、てか必須ですね。


まあ、素敵な親友と友達と彼、そして両親に恵まれているので、それに感謝しつつあせらずに解決していきます。

Saturday, May 1, 2010

しつけ



今日の一枚。

笑わせてくれるよね、かわいい。

こんなかわいい子供達なんだけど、ベビーシッターをしてて一番つらいのが自分と子供の親のしつけに関する価値観が違うところ。

アジア人と白人との違いなのか、厳しい家とゆるい家の違いなのかはわからないけど、私が面倒見てる子達は本当に甘やかされていてたまに結構いらいらする。

例えばご飯を食べ終わるまで席を立たない、食べ物で遊ばない、目上の人に命令口調で話さない、遊んだ後は自分で片付けるとかいうのはどこの家でも共通のしつけだと思ってたんだけど、この家では違う。

食事中に席についているのはせいぜい最初の5分で、それからフォークとナイフでドラムごっこをはじめるやら米粒を投げ合うご飯戦争をはじめるやらで、親か私が後を追いかけて一口一口食べさせる。

嫌いなものは手で撥ね退けて床に落として知らん振りだし。

遊び相手してても「のど渇いた!水!」とかね、「一緒にお片付けしよう~」って誘うと「自分でやれば!」とか・・・カチンとくるわそりゃ。

私が小さい頃にこれをしてたら確実に命はなかっただろうと思われる行為を目にしながら、親は特に問題を感じていないらしい中で自分がしゃしゃりでるわけにもいかないし。

たまーに親が怒るときも「あなたを嫌いだから言ってるじゃないの、みんなあなたを愛してるのよ、でもこれはいけないわ、ハグ」みたいな。

そんなんで聞くんかいと思った矢先にもう一度、みたいなね。

申し訳ないけどこういうのを見るとだから白人はなんでも許されると思ってる自己中野郎が多いんだ、と思ってしまうね。

高校留学してたときの家も、チューターしてた家も、ここも、あーもうアメリカよ。。


子供自体は本当に愛らしいんだけどね、親のしつけが子供の性格を決めるんだろうね。

所詮ベビーシッターの身分で家庭に口出しする権利もないので、将来自分の子育ての参考にするくらいでちょうどいいんだろうけどさ。