Saturday, December 11, 2010

スクリーンタイム

ベビーシッターの仕事を始めて約1年。

未だにクリス(子供のお母さん)のしつけは「甘いなあ」と感じてしまうことが多いんだけど、ひとつ見習いたいなと思うのはテレビやゲームとの付き合い方について。

3歳ぐらいから子供は自由に走り回れるようになるので、そうなると遊び相手するのも体力がいるし、親は自分のやりたいことを満足にする時間が取れなくなってしまうようです。

放っておけば「構って構って」って寄ってくるので、適度に自分の時間を確保するために子供にテレビやゲーム機を渡して一人で遊ばせる親も多いのが現実。

けど小さいころから何時間も画面ばかり見ていると、目が悪くなるのはもちろん、自分で考えることをしなくなってしまうんだって。(本で読みました)いくらそれが教育番組だったとしても、テレビばっかりになるとやっぱりね。

高校生くらいになれば嫌でも携帯電話やパソコンを使う時間が増えるから、小さいときはできるだけたくさん自然と触れ合って、自分で遊びを考える力を養うことができたら理想よね。

なのでクリスは朝1時間のアニメ(おさるのジョージ)と夜に1本映画(大抵ディズニー)を見る以外は一切テレビもゲームもさせません。

正直ずっと子供の相手をするのはしんどいし、これを貫くのはすごいことだと思う。

近所にはDSやらPSPやらのゲームを持っている子がたくさんいるので、アビーやアンディーは話題についていけなくて面白くない思いをすることもあるみたいだけど、(ポケモンを知らないとか)子供の遊びもかなり適当なので知らないながらにポケモンごっこしたりしてるしね。

クリスはその代わり毎週水族館や動物園に出かけるので、子供達は動物や虫に興味を持ってるし、小さい子にしては驚くほどの知識も蓄えてる。

両親共働きの場合は特に子育てにテレビやゲームが必須になるんだろうけど、それでも最小限に抑えて生活できたらいいよね。

こうするとテレビやゲームをする時間(スクリーンタイム)を当たり前にせずに、楽しみなイベントにすることにもなるしね。

おまけ:アンディーによるBeat It(マイケルジャクソン)


ちなみ子供達はマイケルジャクソンの歌が大好きです。クリスが大ファンなので、子供達も大抵のMJの歌は歌えるみたい。私が母の影響でユーミンの歌をたくさん歌えるのと一緒だ。

可愛いわ~。

Friday, December 10, 2010

道産子ののテンションを上げるもの

高校時代のloverサワイさんから、「北海道は雪」とだけ書いてメールがきました。


日本時間の午前5時にこういうことをやっちゃう彼女だからこそソリが合ったんだなと納得させる1枚。

嬉しいよーサワイ大好き。

あー早く雪見たーい!

東京ブギウギ

彼氏に歌って欲しい最近の曲ナンバーワン。ここ1ヶ月くらいのブームです。
ビデオと曲のコントラストが笑えるよ。



今学期終了まであと7時間。もうすぐ日本だと思うと嬉しくて嬉しくて全然勉強に集中できません。言い訳。

東京での予定はボストンで最終まで残った企業の面接とキャリアフォーラムだけかなーと思ってたら、ボストン後にアプライした所から今頃になって返事がドシドシ返って来ました。

ベンチャーも含めてコンサル系を何社か受けることになりそうです。楽しみ。

一番の恐怖は未だに経験したことのないの満員電車ってやつですね。あと方向音痴。東京では道に迷って2回も飛行機乗り遅れてるので、今回は面接会場に1時間前くらいについてウロウロしようという計画を立ててます。

ただ人気企業になればなるほど「留学生一人ひとりの帰国事情には合わせられません」て感じのところが多くて、グループディスカッションや1時面接は受けられても、次に進むには2月ごろにも帰国しなきゃいけない雰囲気ですね。どうしよう。

_________________

東京でクラブデビューしようと企んでるんだけど、一緒に行ってくれる人いるかなあ。
どの辺が客層が若くてヒップホップな感じなんだろう。私エレクトロとかじゃノれませんの。

アメリカ人の友達も連れて行く予定なので、一緒に行ってあげるよって人は個人的にメッセージください。
_________________

札幌では高校の友達にも会おうと思ってコンタクト取り始めてるんだけど、卒論とかバイトとかでみんな忙しそう。残念ぴ~。

ちなみに私はクリスマスから元旦まで滞在するよ!(アピール)

私卒業してから中学や小学校の人と一度も会ってないけど、みんなどうしてるんだろうなあ。最近中学で一番仲の良かった子をmixiで発見したんだけど、それ以外の人は連絡先もわかりませんな。成人式も行かなかったし。

高校の子とは細く長く続いていたいもんですね~。

Saturday, December 4, 2010

インドの青年と将来の夢

フォルダの整理してたら懐かしい写真が出てきました。

大学1年時にインドにバックパックの旅に行った時の写真。

ブッタガヤのスジャータ村というところの道を歩いていた時にラジュとアヌープという青年達に出会ったのが始まりなんだけど。

彼らは自分が大学の学費に使おうとしていたお金を使って、村の孤児のための学校をつくって運営していて、旅行者からの寄付を募っているところでした。

ほかの貧困国も同じだと思うけど、インドには物乞いがたくさんいるので「また新手のが来たな」くらいに思っていたんだけど、暇だったので一緒にお昼ご飯を食べながら話を聞いていると、どうやら本気っぽい。


(私の見た目がすごいことになってますが、インド仕様です)

なかなか面白い話をしてくれたので、寄付するかどうかは別として、数日間英語の先生になることをを引き受けた私。

これが彼らの教科書なんだけど、もう本当にどこから持ってきたのってくらい古くて傷だらけのものを使っていて、驚くと同時に自分が小学校の時にほぼ新品の状態の教科書を進級するたびに捨てていたことを思い出して恥ずかしくなりました。


この学校は文字通り彼らの手作りで、村中の人からレンガや木を分けてもらって作ったらしい。孤児のための学校なので半分が寝泊りする部屋になっていて、全部で10畳もないようなところなんだけど、よく作られていました。


最初は数日だけ手伝う予定だったんだけど、なんと私が泊まっていたホテルのオーナーからレイプされそうになるという事件が発生して、その時に彼らが村中総出で助けてくれたので、結局1ヶ月くらい滞在していたかも。行き当たりばったりの3ヶ月間だったのでね。

ここで学んだことは書ききれないので省くけど、それまで「貧困国の識字率を向上させたい」と思っていた私はここで初めて現実の難しさを少し知ったように思う。

これを例とすると、単に孤児の学校といってもどうしてもメインは身の回りの世話(子育て)になってしまうし、設備が整えばそれだけ盗難の可能性も高まる。(私の滞在中にも汲み上げポンプや鍋など生活必需品が盗まれた。)運営費がなければカリキュラムもないので、学校として機能しないなどなど、障害は数えるとキリがない。

貧しい人たちを助けようとすると、関係ないように思えることまでもを含めたゼロからの土台作りが必要なことを知ったんです。

だから効率的で長期的な援助をしたいなら、情熱はもとより組織の運営能力がないと、と思ってコンサルティング業界に興味を持ったわけなんですが、就活しながら志望動機を考えるうちにそもそもの夢があやふやになってきました。

人助けしたいだけなら、問題のカテゴリーを問わなければ困ってる人は日本国内にも星の数だけいるし、せっかく日本人として生まれたんだから日本に貢献したいなと思い始めて。

まあ何だかんだいって内定をいただけないと話にならないので、ブツブツいわずに東京で結果出さないとね。

新卒で入社し数年で転職する人が増えたとはいえ、先が見えないのはスリリングですなあ。

Wednesday, December 1, 2010

Thanksgiving Break

このメローな感じがクラブに行きたくさせますな。最近Rihanna頑張って曲出しすぎだと思うけどね。



書き忘れてたけど、先週アメリカではサンクスギビング(感謝祭)のお祝いがありました。

日本でいうお盆やお正月のような感じで、たくさんのアメリカ人は実家に帰宅し、アメリカ中のお店が閉店になります。(最近ではスーパーとかはやってるみたいだけど)

ただ家族のいない留学生は友達と集まって過ごすことが多いみたいね。

私はこの休みをアコと過ごすのが恒例になっていて、今年はクラブにも2回行ったのさ。クラブって何よりも一緒に行く人が楽しさを決めると思うんだよね。日本帰ったら一緒に行く人見つかるかなあ。初めて行ったハリウッドのクラブはいろんな意味で最高だった。

他にはサンクスギビングの次の日にあるブラックフライデー(アメリカ中がセールになる日)ショッピングにも4年間毎年参戦してます。

アメリカはハロウィンが終わると一気にクリスマスモードになるので、ショッピングモールに飾ってある大きなツリーの前で写真を撮るのもいつの間にか習慣化。

1年目 サンタモニカにて



3年目 サンディエゴにて



4年目 サンディエゴにて



2年目はサンフランシスコに行ったんだけど、ツリーの前では写真取らなかったんだよね。

3枚並べると成長具合がわかるわ~って言おうとしたけど、実際全然変わってませんな。

この写真見てると本当に幸せになれます。来年はアコと買い物してないのかと考えると、正直すごく寂しいし不安。

アメリカにかぶれてひとつ良かったことは、「心に思ってても面と向かっては恥ずかしくて伝えづらいこと」をサラっと言葉にできるようになったところかな。

彼女と「あなたがいなくなったら私どうしよう」みたいな胸キュン話をしてると「私って友達に恵まれてるなぁ」と嬉しくなります。

高校の時の友達も大好きだけど、やっぱりお互いの環境が変わると共通の話題があまりなくて自然と昔話が中心になってしまうからね。

高校の友達の輪から自分が抜けてしまったようで正直かなり悩んだこともあったんだけど、でもそれは成長に伴う当然の変化なのかなと最近になって受け入れられるようになった。

高校はこれ以上ないというほど楽しかったけど、戻りたいと思ったことは1度もないしね。大切な思い出としてとっておきたい感じ。

きっと就職したらまた付き合う人々も変わっていくんだろうね。

まあでもしばらくアコは私の心のよりどころになるだろうけど。ははは。


そう考えると、変わっていく自分に対して常に変わらない愛情とサポートを提供してくれる親っていうのは本当に大きな存在だね。あー人生って素敵。

Tuesday, November 30, 2010

一人暮らしの食卓

インターンやらベビーシッターやらをしていると本当に時間がなくて、今学期に入ってからあまり料理できていません。

一緒に住んでる家族はピザとかピザとかステーキとかピザとかもうとにかく「ザ・アメリカン」ていう食事しかしないので、私は基本一人で作って一人で食べます。寂しく聞こえるけど、実際この方が気楽です。

誰かのために作る食事でない場合はほぼスピードと簡単さでメニューが決まるので、毎回大量に作れる煮物とかシチューとかそんなのばかりになってしまいます。

1人暮らしも4年目なのに、未だに実家の4人分の料理を作る感覚が抜けなくていつも凄い量を作ってしまう。

今回も簡単メニューの王道・にくじゃがを大量に作りすぎて、1週間かけて食べ終えました。あーもうしばらく肉じゃがはいいや。

本当はもっといろいろたくさん食べたいものがあるんだけどなあ。

うどん系は簡単だけど、薬味の準備とかが実は面倒で大量保存できないし、揚げ物は手間がかかるわりに大量に作れないし、とかそんな理由でこの4年間は結局似たようなものばっかり食べている気がするよ。

疲れていてもちゃんと献立を考えている世の働くお母さんは本当に凄いです、尊敬します。作る相手がいるといい意味でプレッシャーもあるから頑張れるのかな。

私の一人暮らしはいつまで続くんでしょうか。もし日本で働くなら誰かとルームシェアできたらいいなあ。

それにしても一人暮らしの学生っていつもどんな食生活を送ってるんだろう。私ほど面倒くさがりな女子はなかなかい珍しいにしても、やっぱり毎日献立を変えて自炊ってのは難しいよね。

あー日本まであと2週間。頭に浮かぶのは母の料理ばかり。。楽しみじゃー!

(ただ札幌には1週間しか滞在しないし、その半分がおせち料理になるのでちょっと残念。日本文化は大切だけど、おせちよりも母の味が恋しい私。)

Thursday, November 18, 2010

ニコルの婚約

日本では未婚時に子供ができて中絶を望まない場合はカップルは高い確率で結婚を選択しますよね。

アメリカと日本の中絶率にはあまり大差がありませんが、その後の選択には大きな違いがあります。

日本では「子供に父親がいないのは可哀相」という理由で結婚を選ぶ女性が多いようですが、多くのアメリカ人は子供は生んだら育てるしかないけど、彼氏(biological father)を生涯のパートナーとして選ぶかどうかは全く別問題と考えているらしい。

日本のように「とりあえず血が繋がってるし、経済的な不安もあるから結婚しよう」とはならないんだね。

子供はできたから育てるけど、人生のパートナーであり子供の父親役(father figure)の男まで焦って決める必要はないという感覚らしい。

これは子供の有無にかかわらずより恋愛がしやすくて(社会的に受け入れられている)、母子家庭の支援も充実してるアメリカならではの考え方なんだろうけど、結構プラクティカルだと思う。

結婚してから子作りを計画的に行えるのが一番の理想なんだけど、もし未婚の時に子供ができてしまった場合には「この人とならやっていける」っていう確信を持てる相手と結婚できるのがいいよね。まあそんなこと言いつつアメリカの離婚率も5割を超えてるんだから「何が確信・・・」って感じですが。


なぜこんなことを書いたかというと、去年の冬に子供を生んだニコル(高校留学した時の私と同じ歳のホストシスター)が先日「婚約したのー!」って連絡をくれたからです。

彼女も子供ができたと判明したときもすぐに結婚!とはならなかったんだけど、運よくそのまま子供の実の父親とゴールインすることになったみたい。

人柄はもともと良かったんだけど、彼が大学をちゃんと卒業して就職したのが大きいきっかけだったらしい。

婚前の妊娠てのはやっぱり波乱を呼びますが、結局みんな幸せになれたらどんな形だっていいよね。私はまず仕事で成功したいなと思ってしまうけど。

いやーにしても赤ちゃんは可愛いわーん。



文字通り天使の笑顔。これからアンディーのように憎たらしい要素が芽生えてくるんだろうけど、健康に育ってくれたらそれが一番だね。早く会いに行きたいなあ。

ライフワークバランスについて

この前も話したライフワークバランスについてですが、アメリカでも世界に名の知れた大企業で働くとなればやっぱりプライベートの時間はほとんどないと考えたほうがいいみたい。ニューヨークの金融業界の平均就業時間は世界のどこよりも多いらしいし。

アメリカはライフワークバランスが取れる国、なんて知ったかぶりしちゃってごめんなさい。文化として一般的に休暇を取りやすい国であるのは確かだと思うけどね。

LAで出会ったリクルーターさんもNYの大手会計事務所に属していますが、彼が言うには「どこに就職しても最初の3年は死ぬ気で働かないと、その後の伸びに差が出るよ」だそうです。

私の父も「能力が伴わないうちから権利ばかりを主張する人間が一番厄介だ」って言ってたけど、やっぱり新人は有無を言わずに働けってことなんだね。

認めてもらいたいと思ったら成果を残すための努力を払うことになり、時間の制約に従って結果を出そうとすればスキルが未熟な最初の数年が激務になるのはむしろ当然、なのか。だから働かされるというよりは「伸びたいから働く」って感覚かな。

コンサルタントでも本当に能力のある人は結婚して子供を持っても「残業なしでいいから!」と言われて働き続けるケースも稀にあるみたいだし、自身の価値と待遇は比例するんですね。

こういうこと考えてると結婚とか後回しでいいとか思ってしまう。

Tonight is the night to join me in the middle of ecstasy

久々にChris BrownのForeverをラジオで聞いて、1年生の頃のパーティー三昧な日々を思い出してちょっと哀愁に浸ってる私。

さてまた就職活動の話ですが。実際にはLAとボストンを合せて4日間しか活動していないのに、9月以降頭の中はずっと就職の話で占領されてる私。就職活動が疲れるってこういうところを指して言うんだろうか。無駄にエネルギーを消費するような気がするわ。

不景気の特徴として、就職に置いて学生が重視する項目に「安定」があがるという事実があるんだけど、それが今まで自分の中でしっくりこなかった私。

個人的に仕事は将来の夢に近づくためのツール的な要素が強いと考えているので、どこの会社に何年いようが、一番大切なのは自分の戦力としての市場価値を高められるかどうかなのではと思っていたんだけど、やはり社会人になってもそう考える人は少なからずいるようです。というのも、私のまとまらない思いをしっかり文章にまとめているブログを発見したのよ。

ほんまの安定って、自分がどこ企業からも「欲しい」と思われる人材に成長することやと思う。…そのためには、これから成長する業界、これから成長する企業に入ることは重要なんとちゃうかなぁ。成熟しきってる業界ってのは、歯車を回せば最低限お金が生み出される仕組みがあるってこと。最近の若いもんわ・・・@ビービット


やはり自分の競争力を高めてこそ得られるのが真の安定なんだろうね。

ちなみにこれを書いている方はBeBitというWeb戦略コンサルティング会社の社員だそうですが、この会社もかなり面白そうなことをしています。社員の総数は50名前後ながらマッキンゼーやBCGにいてもおかしくないキレる人材が豊富にいるそうで、特にここ数年急成長を成し遂げているライフネット生命保険が伸びた一因にもなっていたと知ってからは非常に興味を持っています。(ちなみにライフネット生命は「生命保険会社社員が入りたい保険第一位」らしいよ!)

ただそれでも私が外資を中心に考えるのは、私から英語を取ると自分の市場価値が下がってしまうからなんだろうな。自分より頭のいい人間がゴマンといることは十分に自覚しているので、そこで英語力が判断材料として加味されたときに自分の競争力が増すのはやはり外資(並びに海外案件の割合の多い企業)だろうし。。(英語力があると高評価というよりはあって当然という扱いだけど)

あとは純粋に挑戦の機会が国内大生に比べて限られているのも原因。例外はあるにしろ、基本は留学生の帰国スケジュールに合せた説明会とかに参加している企業じゃないと応募すら難しいのが現状だし、BeBitみたいな面白そうなベンチャーはわざわざ留学生対象のセミナーに参加せずとも優秀な人材が集まるんだろうし。そうなるとそういった場に積極的に参加してる外資には自然と目が行くよね。

ある意味国内地方の学生と留学生の悩みはかぶる所がありますね。


日本まであと1ヶ月もないや。わーいめっちゃ楽しみ!

楽しみリスト
-家族に会うこと
-母の手料理
-おじさん夫婦と釣り
-内定をもらうこと
-アコと東京でクラブ(マリコちゃんもおいでよ)
-高校の友達に会うこと

全て達成できるといいな。

Tuesday, November 9, 2010

台湾から見た世界



友達のfacebookに載ってたから転載します。漢字だから中国語わからなくても結構理解できる人が多いはず。

個人的には台湾が中国を「詐欺集団の国」って言ってるところが笑えた。

あとメキシコが犯罪一色で中東が戦争でまとめられてるあたりは日本人も共通の認識よね。

ハワイが「量産混血児」って。。いや本当にそうだけどさ。

あ、ちなみに日本の部分にあるA片てのはアダルト映像のことらしいです。
カーといえばツーみたいな感じで「日本といえばポルノグラフィーかアニメ」っていうのが常識だったりします。

Thursday, November 4, 2010

釣り

私はハロウィンに何をしていたかというと、釣りです。もう全然ハロウィン関係ないけどね。

San Diegoの近くにあるEscondidoという街のDixon Lakeっていう湖に行ってきました。

釣った魚は食べようと思ってたのに、地元の釣り人は「ここの魚はキタナイから食うなよー」って言ってたので全部戻しました。サイズもびっくりするくらい小さかったし。

2種類の魚を釣ったんだけど、どちらも名前がわかりません。食べられる魚なのかな。それにしても小さい。



これは最初のよりは大きかったけど、あまり身がついてなさそうでした。種類がわかるようになれば釣りももっと楽しくなるんだろうな。



今回は初めてミミズを餌に釣りをしたんだけど、思ってたより気持ち悪くなかったです。

やっぱり釣りはいいね。ボーっとできてとてもよいリラックスになりました。

私が釣りを好きになったのは昔おじさんがチカ釣りに連れて行ってくれたからなんだけど、チカってアメリカにもいるのかな。そもそも英語でなんていうのかしら。冬に日本に帰ったら釣りしたいなあ。

ボストンを終えて

ボストンでは2社しか受けなかった私ですが、もっと受けたらよかったかなと今更になって考えています。

結局行きたいところはこの2社以外にはなかったのでそういう点での後悔はありませんが、その2社はどちらも外資系で業種も同じなので、見聞を広めるという点ではもう少し努力できたかなと。

人の話を聞く限りでは、内資の会社では「業界の中でもなぜウチか」という質問を聞く企業が多かったようですが、私が受けた外資では「なぜこの業界なのか」に焦点を当てて聞かれることが多かったように思います。

実際の面接でも「コンサル業界はレベルに差はあっても仕事内容はみんな同じなんだから、違いの出る社風をしっかり見て就職先を決めたほうがいいよ」って言われたくらいだし。

これがメーカーになると「やることはみな同じ」ってわけにもいかないだろうから、「なぜウチ」っていう質問になるのもわかるといえばわかるけどね。

最終面接のために東京に帰るので、どうせなら業界にこだわらずもっとたくさんの企業を受けてみてもいいのかなと思い始めました。面接はすればするほど上達すると言うしね。

さて私は結局どこへ行くのやら。


話は変わりますが最近カリフォルニアの天気がおかしいことになってます。11月なのに今日の最高気温は38度でした。かと思えば週末は20度にもならないみたいだし。

てかね、カリフォルニアはつまんないや。ボストンに行って思ったんだけど、季節のある街はやっぱり素敵。秋は紅葉、冬はしっかり寒くなって雪も降って、というところに住みたいです。雪が降ると刺すような寒さがなくなるので、カリフォルニアの雪のない冬が苦手な私。ビーチもいいけど、それはバケーションのときだけでいいかなあ。

ハロウィンが終わったので、私の大好きなクリスマスシーズンの到来です。やっぴー!

Tuesday, October 26, 2010

ボストン行ってきた

ボストンから帰ってきました。

結局興味のある2社しか受けず、どちらもディナーに呼んでいただいたんですがひとつはダメでもうひとつは日本でまた面接があるそうな。

皆さん大抵5社くらいは受けるものらしいんだけどね。私はどちらも自分の中で納得のいく2社だったからよいのです。

他にも会場で知り合った方とお話していてうれしい方向に話が進んでいたりするんですが、「ブログであんまり就職活動の話をするのはよくない」と言われたので詳しく書けません。残念。

にしてもディナーでご一緒した候補者の方々は輝かしい学歴をもった方ばかりで、ちょっと気後れしたわ。ああいうところでも堂々としていられるようじゃないといかんのだろうね。でもハーバードやオックスフォードやプリンストンが同じテーブルに座ってたらやっぱりのう。謙遜と自信をバランスよく自分の中に共存させているような感じのよい方が多くて意外でした。

なんかやることたくさんありすぎて泣けてくる。冗談抜きで本当に涙が出てくるので、かなり精神的に参っているんだろうなあ自分。せめてベビーシッターやめたら余裕が出るんだけど、途中で投げ出すようなことはしたくないし。家賃タダだし。

心がギスギスして嫌だわ。

中間テストが終われば少しはマシになるはず。ひー。

Saturday, October 16, 2010

自己投資

さっきパーソナルライフの設計ができない業界って言ったけど、それは違うのかなとふと思った。

自分の歩みたいキャリアパスがある程度確立されていれば、肉体的/精神的なタフさが要求される業界で言ってしまえば過労気味に働くことも結局は自己投資の一部なわけだ。いやいや仕事に取り組むとネガティブなイメージが沸くけど、ひとつひとつが自分にとってどういうベネフィットを与えるのかを考えながら取り組めば”workaholic”な日々も苦にはならないのかな。

フルタイムで働いたことのない私は結局想像しかできないんだけどさ。

ジョブマッチング理論というのがありますが、簡単に言うとそれは過去と現在の経験や性格からを適職を分析するもので、キャリアコンサルティングなどではよく使われているらしい。これももちろん重要だけど、10年後どうありたいかという未来像からさかのぼって職業を考えるっていうのも同じくらい大切だね。

アメリカでは新卒で大きな会社の総合職として雇ってもらう機会は日本に比べて圧倒的に少ないので、小さな会社や団体から経験を積んでどんどんキャリアアップしていくのが一般的。

一方すでに成長した企業に就職できれば、個人に与えられる仕事のスケールは小さくても教育制度や人脈はより充実していることが窺える。それに日英バイリンガルの能力に需要があり、より生かせるのも日本国内であるのも確か。

となるとやっぱり日本で働きたいという気持ちが強くなる。


書くと頭の整理ができるので書いてますが、完全な独り言日記になってるのは承知の上です。

life


- tumbler.com

Every morning my kids come up to me and tell me how many days are left until Halloween. I think it's super adorable and always makes a good start of the day! It's always the smallest thing that brings a smile on your face. Mmm, life is good :)

multitasking

ボストンまであと5日。とりあえず内定を確保するために興味のない業界にも応募するだけしておこうと思ってたんだけど、思ってるだけでついにここまで延ばしてしまいました。いいのか私。そして結局応募しないまま当日を迎えることでしょう。

LAで知り合ったリクルーターさんにはいまだに良くしていただいていて、あー私が金融志望だったら大きなコネになっただろうになあという気もするけど、一般的な面接の準備についてすごく参考になる意見をいただいているのでありがたいです。

中間テストがぼちぼち始まっていて、インターンとベビーシッターとボランティアとってなると本当に寝る時間がなくて嫌になる。忙しくなると人に優しくできなくて嫌だな。

この前も朝の目覚ましでイヤイヤ起きながら、私は体力勝負の業界で幸せに働けるのかなという疑問が沸いたのよね。

例えば私がベビーシッターをしている家のお父さんの例:
彼は食品メーカーの会計部門の人で、タックスリターンの時期以外は朝9時半に家を出て夜遅くても10時には帰ってくる。夜6時や7時に帰ってくることもしょっちゅうだし、頻繁に有給を取って家族で2泊3日の旅行に出かけてる。高級住宅街に大きな家を構えて、車は2台所有。金曜の夜は必ずデートでレストランや観劇に出かけて、土曜の朝はテニスをする。

この家は特に贅沢しているというわけではなく、車もトヨタとホンダだし、家具だって子供が汚してもいいように安いのを使ってる。彼は「会計の仕事は自分にあっていてやりがいを感じるけど、個人の余暇の時間を削ってまで続けたいとは思わないだろう」って言ってた。

彼を見ていて思うんだよね。仕事っていくらやりがいがあっても、パーソナルライフを設計できないような環境で本当に幸せっていえるのかなって。

このお父さんの例は別に特別なものではなくて、私の見た限りではアメリカではこういう働き方をしている人が多いように感じる。もちろん日本人のような働き方をしている人もたくさんいますが、そういう人は”Workaholic”(仕事中毒)と分類されて、日本のように崇められたりはしません。

日本では家族よりも仕事を優先するのは当然という感覚が浸透しているからね。日本で働くことに関する迷いがあるとすればこれだなあ。

こんな中途半端な思いでいいのかねー私。あと5日、とりあえず父が送ってくれた本を読み終えなきゃ。あと中間テストの勉強も。。

写真はこの前の入部式のものです。前も書いたけどAPOってのは元々ボーイスカウト精神を元に作られたかなりマジメな組織なので、入部式も面接時のような格好をしなければなりません。クリントン前大統領も大学時には所属していたそうです。

おなじみLanphi


セレモニーの後の食事会にて、1年生と

Sunday, October 10, 2010

働く場所

昨日は久々に何もない日だったのでたくさんの人と電話できていいリフレッシュになりました。

父、母、2人のおばあちゃんと各1時間づつ程度、そして夜にアコと2時間。日本語尽くしの1日だったな。

家族に「就職で日本に帰ろうかなと思ってる」っていうことを話すととっても喜んでいたので、やはり帰国という選択は間違っていないんだろうなという確認にもなった。

おばあちゃんは二人とも80代前後なので自分の娘・息子(私の両親)の後を見る人が気にかかるみたい。何かあったときに駆けつけてくれる人が日本にいるというのは心強いだろうし、私は長女だから心理的に頼られている部分も大きいだろうし。

こういう発想がよくも悪くも日本人だなとは思うけど、今まで莫大な投資をしていただいた分を返していくには、やはり東京で働くのが一番いいんだろうなという考えに至りました。


と、納得いったところでアコと電話したんだけど。

「え、何で日本帰るの?」「英語話せなくなるよ?」「あの閉鎖社会で満足できるの?」っていう私が気になっている点についてバシバシ突っ込んでくる彼女。

これらは彼女が私のアメリカかぶれ具合を誰よりも理解した上での的を得た質問なので、納得したはずの選択が揺らぐ揺らぐ。

そもそもアメリカで働くには労働許可証がないと難しいので希望したからって残れる話ではないんだけど、もう少しトライしたほうがいいのかなという気にもなった。

行きたい業界は決まったものの、はてどこで働くべきか。

日本ほど日本人にとって住みやすい国もないと思うんだけど、自分がマイノリティーであるからこそ得られる刺激がなくなってしまうのも非常に寂しい。毎日日本語しか使えずに欲求不満になってる自分が容易く想像できるもんなあ。

まあ結果に全てを委ねるしかありませんね。


以下は最近の写真。

poser Andy. Poserってのは気取り屋とかそういう意味です。



AbbyとSilly face(変顔)



ΑΦΩの勧誘イベントでフォーを食べに行った時の写真。この3倍くらいの人がいて、3時間ほどレストランを私たちで占拠しました。



Big Sis ランフィーと。




私は元気にやってるよーん。

Thursday, October 7, 2010

ついに昼寝の時間がなくなった大学生活

時間がない。

こんなに活動的になったのは大学入学以来、というより人生史上初かも。

普通の学業に加えて週15時間のベビーシッター、15時間のインターン、5時間のボランティアに加えてフラットのファミリーヘッドなるものになってしまったので冗談抜きでボケっとする時間が見当たらないです。

週35時間の無給活動ってボランティア精神に溢れすぎてて自分でも苦笑いですが、活動的な大学生にはこういう生活も珍しくないんでしょうな。

大学生活3年間、お昼寝タイムはほぼ欠かさずに確保してきたため(保育園並み)、朝6時起きで夜10時ごろにならないとリラックスできない生活はかなりつらいものがあります。てか起きてられなくて11時くらいには寝てしまう。。クラブに行きたいぞよーー

新しいインターンはボスとも仲良くなってきて楽しいんだけどね。この前大切な会議のためにスクラッチから作った資料が評価されたのでちょっと気分がいいです。

フラットでは現在新人勧誘期間でして、イベントに参加するたびに新しい出会いがあるので楽しいし。押し付けられたファミリーヘッドというポジションは面倒以外の何者でもないけど、どうせなら履歴書の足しになるしポジティブに取り組まないとね。自分でTシャツのデザインもできるという楽しそうな活動もあるし。

ボストンキャリアフォーラムに向けた準備も着々と進んでて、面接の練習をしたりエントリーシートを書いたり。前回の日記と内容が変わってないわ。もっと写真載せたりしたいのに。

とりあえず就活してて一番悲しいのは、自分の算数の能力が欠如してるってことです。あと2週間がんばるぞよ。

あーなんて内容の薄い日記。

Saturday, September 25, 2010

フル稼働

新学期が始まって、学校、ベビーシッター、インターンとフル稼働で動いてます。

もっと忙しい人はたくさんいると思うので忙しいなんて文句言えませんが、家に篭ってるのが好きないつもの私からは想像つかないようなアクティブな生活です。

先学期、外出しなさすぎて友達から"hermit mari"(俗世間と関わらずに自適な生活をする人)とか呼ばれてたいたのが遠い昔のことのよう。

ベビーシッターをスケジュールに組み込むために朝8時のクラスを取ることになっため、朝の渋滞を避けるために朝6時に起きなきゃいけない生活。実際夜10時半くらいには眠くなるので、遊びに誘われても睡眠欲が勝って断ってしまう。健康的すぎて不健康になりそう。。

来週からはフラットの活動も入るしなあ。でも今学期はLil Sisをピックアップする予定なのでかなり楽しみです。日本人の友達を作るためにJapanese Student Association(JSA)にも入ろうと思ってたんだけど、様子見たほうがいいかな。

こんなスケジュールの中で、自分は寂しがりの一人好きなんだということがわかった。誘われないと寂しくなって人知れずいじけるんだけど、誘われるとそれだけで満たされて実際に遊びには行かないのよね。毎日人と関わってると一人の時間が貴重に思えて。。最近は彼氏との電話まで早く切り上げてしまう。我ながら自分勝手な奴。

____________________

そういえば昨日はあのリクルーターさんと電話でお話しました。面接というよりは私がボストンで善戦できるようにといろいろアドバイスをくれた感じ。忙しい中1時間も話していただいて非常にためになりました。

LAに行って勝手に学んだ気になっていたんだけど、実際の面接官の話を聞いてどこに力を入れて準備をしなきゃならないかが明確になりました。かなりズバズバと言って頂いたのでちょっと辛かったけど、これでいい準備ができると思うので感謝せねばね。

一番耳が痛かったのは自分が話すときの態度の問題。目上の人と話すときには英語が下手だと思われたくなくいので、必要以上に緊張してしまって非常に情けないしゃべり方になってしまう私。「僕だったら発音が上手な人より自信のある人を雇いたいよ」って言われて、もうその通りすぎて返す言葉がなかった。

あと学校の成績やインターンなどの経験ももちろん大切だけど、最終的な決め手になるのはその人がどれだけ情熱的にその会社でのポジションを欲しているからしい。それをアピールするにはまずウェブサイトを隅から隅まで読むこと、その業界について調べること、自分の履歴書について少なくとも1時間以上語れるくらいの練習はしておくことなどと教えていただきました。

ほかは私のレジュメに限った話になるので割愛しますが、「同じ事を話していても自分の売り方を知っている人が最終的にはオファーをゲットする。レジュメにあることは何を聞かれても答えられる準備をして、自分の話したいことではなくて面接官が興味を示した分野の話をすること」って言ってたな。対策本にも同じことが書いてあるけどね。

あんなに大きな会社の取締役の方にこんな学生ぽっちへわざわざ貴重な時間を割いていただけるなんてなかなかあることじゃないので、ありがたく受け止めてしっかり成長につなげます。

こういう出会いがあると会社へのパーソナルなイメージが沸いて、魅力的な会社だなという気持ちがより強くなります。

「僕は無駄な投資はしない主義だから、しっかりボストンで成果だしてもらわないとね。信じてるよ」って言ってくれたのでもうやるしかない。私がこんなに就活に燃える日が来るとは。


ということでパーティー行ってきます。イエイ。

Thursday, September 23, 2010

学校初日

父にLACFでの敗退を報告したら経済関連の本をたくさん送ってくれました。

「たくさん送ったよ」って言われたので楽しみにしてたら本当にたくさん送ってくれて、1ヶ月で読み切れるかどうか怪しいです。10冊以上ある中で一番嬉しかったのは実は海堂尊の新刊だったり。

中に可愛いTシャツと靴下も入ってて、アメリカでだって買えるのにわざわざ送ってくれるところがお母さんらしくて嬉しくなった。こういう小さな愛情が留学生活の元気の源になってます。

そんな経済の本ですが、読めば読むほど私の無知を知ることになり、読み進めるのが恥ずかしくなるほどです。私の前回の最終面接での答えを思い出すと顔から火が出そうになるわ。

本当にLAに行っておいて良かったです。ボストン1発だったら確実に面接でトンチンカンな答えをして相手にしてもらえなかっただろうなあ。


長い夏休みが終わって学校が始まったんだけど、帰りにスーパーに寄ったらなんとTボーンステーキが5枚で15ドルでした。安すぎるー!ステーキなんて年に1度食べるか食べないかなんだけど、安さにびっくりして買ってしまった。

日本で買ったら1枚2千円くらいするよね?それともあれはお正月仕様だからかしら。(我が家は毎年大晦日にステーキを食べます)

レジのお兄さんに「今夜はステーキパーティーかい?」って言われたんだけど、まさか私のランチ用ですとは言えなくて適当に笑っておいた。。いろんな意味で肉食女子な私。

比較対象にしゃもじを置いてみました。アメリカンサイズなステーキ。



でもやっぱり上手に焼けず、ウェルダンぽくなってしまった。お父さんのステーキが食べたいよーう。

アメリカって日用品の質が低い割りに値段が高くて納得いかないことが多いんだけど、お肉や野菜が安いのはいいところかも。

今日はラッキーな日だったな。明日はあのリクルーターと私の履歴書について電話することになっているので今から緊張しています。いい日になるといいな。

Tuesday, September 21, 2010

日本国内か、国外か

LACFから数日たった今も就職のことが頭から離れない私。一番気になっているのは昨日あのリクルーターに送った履歴書の反応なんだけど、それ以外にもそもそも私は日本で働くべきなのかなっていう悩みが大きい。

この前のコンサル面接で、1次と最終で計2度も聞かれた「あなたは日本で働きたいの、数年経ったら海外に行きたいと思ってるの」という質問。

私がアメリカでの就職に固執しなくてもいいかなと思う理由は、日本人として自分の経験や知識を日本に還元したいと考えているから。還元とか言うと大それて聞こえますが、つまりどれだけ働いてもアメリカの国力にしかならないような仕事よりは、少しでも日本の利益になることをしたい、という思いです。

これはアメリカに来てから自分のことを「北海道の人」とか「女性」とかよりもまず「日本人」として意識する機会が圧倒的に多くなったのがきっかけかな。それまでは発展途上国のことばかりを考えていたんだけど、日本にも自分が力になれる部分はたくさんあるという事に気づいたわけです。

発展途上国への援助はスタートラインが低いので結果が目に見えやすく(難易度が低いと言ってる訳ではない)なんとなく「途上国援助」というミーハーな響きにつられる人が多いのが特徴だと思うんだけど、私はそれよりも「人助けをしている自分が好き」という自分にフォーカスを置いた観点から入ったので、ならば対象は何も海外でなくてもいいじゃない、と。

私がボランティア活動を好むのもマザーテレサのような博愛主義に賛同するからではなく、「お金をより多く稼ぎたい」と思うのと同じジャンルの「個人的な欲望」がたまたま私の場合は「人助け」だったっていうだけの話です。(歌が好きだからカラオケに行く、というのと同じ原理)


で、話を戻して「どこで働きたいの?」という質問ですが、日本企業で働くことが日本の国力に貢献できることになるなら働く場所は正直日本でもアメリカでもアジアでもどこでもいいと思ってる。

むしろ日本人という立場を生かさずに就職を探すのはもったいないとすら言える。ほかの候補者と差別化を図るには、自分の特徴とその利点を利用しないとね。

でも仕事内容が英語や外国と縁のないものであれば、それは寂しいなとも思う。英語力や人種を問わずにソーシャライズできるのは私の強みだと思っているし、それが生かせる場であればなお嬉しい。

最終面接で「面接では日本で働きたいって言っておきながら、入社後に海外に行かせてくださいっていう人が後を絶たないんだよね。あなたはどう?」って聞かれたので、上記のように答えたんだけど、結局それは海外行きたいですっていう風に聞こえちゃうのかしら。

私の悩みは、答えがわからないというより自分の答えが企業の求めているものとマッチしないという事実なのかもしれない。

就活って結構楽しいね。(まだ1社しか受けてないからそう思うのかもしれないけど)自分のことについて考えるいい機会ですな。

Sunday, September 19, 2010

LAキャリアフォーラム

17,18日にLAで行われたキャリアフォーラムに参加してきました。
ボストンに向けた練習程度の軽い気持ちで参加したので前日まで受ける企業も決まってなかったんだけど、出発前に3時間ほど下調べをしてあるコンサルティング会社を1社受けてみることに決定。

結果からいうと落ちたんだけど、非常に勉強になりました。

まずはじめに論理的思考力を見るテストがあったんだけど、その試験の難しさにびっくり。私の大の苦手な確率の計算に似たような問題がたくさんあって、7割くらいしか終えられず絶対落ちたなと思ったんだけどなぜか通過しました。私が通るくらいだからほとんどの人が通過したんだろうな。。

第一面接は主にコンサル業界に関する基本的な知識があるか、なぜコンサル業界なのか、自分がどう会社に貢献できるのかなどを履歴書に書いてあることを絡めながら聞かれました。

第二面接は英語でのケース面接。ケースは受ける会社によるだろうけど、私の場合は大まかに言って「ある会社の業界におけるポジションを維持するにはどうしたらよいか」といった感じの問題でした。前夜に父とスカイプで付焼刃的な練習をしただけだったので内容はボロボロだったけど、奇跡的に通過。たぶん日本語面接だったら落ちてた。。

最終面接は世界経済の動向にしっかり注目しているかに焦点を置いた質問が多かったです。あとは付け足し的に自分のセールスポイントを聞かれたかな。


準備の状態にもかかわらず下手に最後まで進んでしまったので、半端に期待した分落ちたときは結構ショックでした。内定者は1名だったみたい。でもアコに「これで内定出ちゃったらマリの人生楽すぎるから、このくらいで丁度いいんじゃない」って言われて確かにそうかもと思った。

自分の世界経済への関心や理解度が十分でないことを自覚できたし、ボストンに向けていい意味でのプレッシャーがかかったので面接の機会を与えてくれたこの会社には感謝しています。

面接官も非常に穏やかな人ばかりで、面接が進むたびにここで仕事がしたいという思いが強くなりました。この会社への応募はもう受け付けてもらえないらしいけど、自分がコンサルに向いていそうだということもわかって収穫は大きかったし。

____________

結果待ちをしているときに、たまたま廊下で会ったアメリカ人リクルーターの方と立ち話になり、名刺をいただいたときに彼がまさに結果待ちをしていた会社のアメリカグループの方だということが判明。

結果を待ちながらかなり不安だった私を勇気付けてくださり、「結果でたら教えてね」と言われて別れたので、「内定は頂けませんでしたがいい勉強になりました」という内容のメールを送ったところ、「会社と個人との相性も選考基準のひとつだし、大事なのは挑戦し続けること。僕もあなたに興味があるので履歴書を送ってください。日本グループの方はだめでも、アメリカグループのコンサルティング部門なら掛け合ってあげられるかもしれない」というお返事が。

チャンスはどこに転がっているかわかりませんな。ここから内定が出る可能性はほぼないとは思うけど(就労ビザの関係もあるし)、でもこうやってネットワーキングしていくことは何らかの形で役に立つはず。

「誰かからよくして頂いて、連絡先がわかる場合はその日のうちにお礼のメールを忘れず」というのはインターンをしていて学んだことのひとつなんだけど、まさか実際に役に立つとは思ってませんでした。もしこれを読んでいる就活生がいたらぜひ実行していただきたいです。


ボストン頑張るぞう。

Sunday, September 12, 2010

まりこちゃん訪問 ベガス編2

二日目の朝はベガスの有名なオムレツ屋さんOmelet Houseで朝ごはん。これで一人分です。私とマリコちゃんは半分にしたんだけど、それでも多かった!私たちのはアボカドとロブスターのオムレツでとおおおっても美味しかったよ。ホームメイドのポテトチップスと一緒に出てきます。



そしてホテル観光の始まり。まずはヴェネチアをテーマにしたThe Venetianへ。テレビか何かで見たことある人もいるんじゃないかな。



お土産やさんもいちいちかわいくてテンションがあがる女子陣。



そして待ちくたびれる男ひとり。



これは像にみえるけど実は人だったりして、たまに動きます。置いてあるお金はチップ。



これが昼間のホテル街の風景です。とっても綺麗だよね。



なんちゃってパリのエッフェル塔もあったり。



凱旋門。



ピラミッドの形のホテルとスフィンクス。



レーニンの像まで。



Palazzoにて




他にもニューヨークニューヨークなど有名どころをざらっと見て回りました。世界旅行した気分になれて楽しかったよ。ホテル観光は車があったほうが便利ですな。

そして夜はヴェネチアンに戻ってミュージカル・オペラ座の怪人を観ました。写真撮影は禁止だったので劇場の写真すら無くて残念なんだけど、すごく素敵でした。息を呑むってこういうことを言うのかな。プロだから当たり前なんだけど、声が素晴らしかったなあ。

観劇後の記念撮影。ここがホテルのエントランスなんだけど、ゴージャスだよねえ。



そしてお酒を飲んでいい気分になったところでもうひとつの大きなイベント・クラブへ。この奥に見えるのが会場のホテルです。圧巻。



night club XS お金かけてまっせーというオーラが出てます。



中はこんな感じ。今までいろいろ行ったクラブの中でも間違いなくトップレベルのクラブだった!



恒例のキメショット。





こんな素敵なところでクラブデビューしてしまったマリコ氏はというと、最初恥ずかしがっていたものの、酔いが回ってきたのかだんだんとハジケだします。Leoの悪ノリによってポールダンスをさせられる彼女。もう全然恥ずかしがってないどころかサマになってるからウケる。



この後彼女は白人の手の中にさらわれていきました。笑



本当にさらわれちゃったらキャメロンディアスのベガスの映画みたくなっちゃってそれもまた面白かったんんだろうだけど、ちゃんと2時にはそろって帰宅したよ。



この夜以来マリコちゃんはすっかりクラブの楽しさに目覚めたようで、日本にクラブ持って帰りたいとか言ってました。笑える。日本人を連れて行くと結構恥ずかしがる人が多いんだけど、こんなにすんなり溶け込んでしまったマリコ氏はもうね。。さすが。笑

いやーーー楽しかったーー!

まりこちゃん訪問 ベガス編1

学校も終わりマリコちゃんがサンディエゴまではるばる遊びに来てくれました。

始めの2日間は私の期末テストがあったので家でくつろいでもらったんだけど、日曜からはLeoも連れてラスベガスに行ってきたよ。別名Sin City(罪の街)というだけあって、お酒とギャンブルと性欲の街って感じでしたね。

いろいろ説明つけると長くなるので写真でお楽しみください。


朝ごはんに本場メキシコの味・ブリートを食べて出発。こんな細い体で食べっぷりのいいマリコちゃんは見ていて気持ちいいです。「ダイエット中だから~」とか「これ嫌い」とか言ってあんまり食べてくれない人とはご飯食べても一緒に美味しくないからね。



砂漠の中を車で走ること5時間。



やっとホテルに到着!



ホテルにはサメも住んでる巨大な水槽があって、なんとその中をウォータースライドで駆け抜けたりもできちゃいます。



プールは水が冷たかったのでジャクジーでのんびりこれからの予定を立てる3人。



そのあとはドレスアップしてダウンタウンのレストランやカジノを歩き回ったよ。バーでお酒を飲むと高いので、買っていったテキーラとウォッカでいい気分になってから出かけたのさ。ニヒ。







アーケードのいたるところでショーが行われていて、みんなもダンスしてたり手拍子してたりでお祭り騒ぎだったな~。いやあ楽しいのなんのって。



ダースベーダーのコスプレしてる人を発見。



セクシーなお姉さんも一緒に写真をとってくれました。




これはフラっと入ったレストランで食べたステーキとロブスターのディナープレート。これで1500円ですよ、ベガスマジック!



食べ切れなかった残りはLeoの夜食になりました。



これが泊まった部屋からの眺め。



カジノではルーレットに挑戦してマリコ氏は好戦してました。プレイ中はお酒も無料でいただけちゃうので、調子に乗ると怖いことになります。

ベガスのホテルはどこも宿泊代が驚くほど安いです。(今回も3人二泊三日で120ドルだった)なぜならどこのホテルにもカジノが併設されていて、そこからお金をもうける仕組みになっているから。ホテルだけではなく、周辺のレストランもホテルばっかりにお客を取られてはまずいので、コストパフォーマンスがスバラシーことになってます。やってくれるよねベガス。

無事に1時くらいにはホテルに戻って、1日目の夜はふけていきましたとさ。

ちなみにベガスに行く前に私とマリコちゃんはMacy’sでドレスショッピングをしていったよ。日本じゃこういうドレスはあっても高いもんね。こっちなら1着20ドルくらいから買えちゃいます。